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文教厚生常任委員会

2022.03.04

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昨日より委員会始まる

2日に議案に対する質疑(本会議場にて)が終わり、昨日から委員会審議が始まりました。

幸手市議会では議案を3つの常任委員会に分割付託し審議しています。文教厚生常任委員会をトップバッターに、総務常任委員会、建設経済常任委員会と続きます。特に、3月議会、6月議会は議案数、内容ともにボリュームが多いので各委員会とも2日間を予定。
私は文教厚生常任委員会の委員長を拝命していますが、厚生部門と文教部門は元々所管の部課も多く、答弁の補助員としてたくさんの職員が同席すること、さらにコロナ対策として3密回避もあり。ここ2年は頻繁な席の入れ替えをしながら進めています。

そのような中、昨日の第1日目はたくさんの質疑応答がありました。委員長は委員の皆さんの活発な審議が行われるよう委員会を進行するのが役割です。今日は2日目。今日も活発な質疑が行われるよう役割を果たしたいと思います。

♥委員会は委員会室で行われるためインターネット中継はなく、また、今議会は残念ながらコロナもあり一般傍聴は許可されていません。議案審議の内容については議会最終日、本会議場にて各委員長が委員長報告を行います。これはインターネット中継がありますので、ご関心のある方は是非、ご視聴ください。

♥♥ また、2日の議案質疑。議案質疑は自分の所属以外の委員会に付託された議案から行うのが原則で、私の場合は建設経済常任委員会が所属外となることから建設部門で2つの質問をしました。これについても別の機会にお知らせいたします。

誰のための何のための正義か

2022.02.28

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寒風の中の庭仕事で一考

このところ、予算書のチェックやその他、いろいろな調べ物が続き、家の中での作業が多くなっていましたので、気分転換も含め、昨日は少し庭の手入れをしました。入力した情報や知識を咀嚼する時間として、作業から離れる時間はとても貴重です。いわゆる、「ねかせる」時間。熟成に必要な工程です。今日は日記のような、独り言のようなブログです。ご関心のある方にお読みいただければ幸いです。

さて、それにしても昨日の強風は半端ならず。春一番かと思いきや、実は関東地方の春一番は、今年は2月4日に吹いたと東京管区気象台がすでに発表していました。新聞を後読み、ザッと読みしているとこのような情報を見逃してしまいますね。調べてみると、今年の春一番は去年より18日早く、統計史上、最も早い発表だったようで。

しかし今、世界に目を転ずればウクライナ問題やコロナ禍など、春一番どころかとても大きく不穏な風が吹き荒れています。この先春は来るのか。どのような時代が訪れるのか。将来にどんな社会を残せるのか。不安と共に、私は国の防衛を語る知識はありませんが、話し合いの通じない多様性の中で絶対正義は無いということに気付かされます。

先日、小学3年生の孫の国語の教科書のお話しをしたかと思いますが、今、教育は大きな変革期を迎えています。一方的な知識の習得ではなく、与えられたテーマを「話し合い」、そのテーマの選定をも「話し合い」、結果を出す。このような“話し合いの論理性“を身につけた国民の育成に舵が切られているのです。

しかし、話し合いと言っても歴史も文化も違う人たちとの話し合いは簡単ではありません。社会には一筋縄ではいかない問題が重層的に重なり合っています。だからこそ、「誰のために」「なんのために」話し合うのか。その目的が重要です。
今の混沌は無秩序なのか、新しい秩序の生まれる前夜なのかも分かりませんが、ただ言えることは、武力による解決は絶対反対だということです。国際社会はどこかの国民を破滅に追い込む歴史を繰り返してはいけない。

♥伸ばす枝を間違えたら花は咲きません。また、一度に色とりどりの花を咲かせるには花の咲く道理と本質と土壌や環境への洞察が肝要です。様々に飛び交う情報。私たちがテレビやメディアで伝え聞く“見える情報“は表層に過ぎないと心得て。情報にはリークやバイヤスなど人為的な要素は付き物ですから。一面から見た情報は知識として活用すれどそれ以上に鵜呑みにしない。そもそも水面下の“本当の事実“や“思惑“とは秘めやかなもので、見えないのが常套です。
そのような環境下で、誤解を解きながら世界に色とりどりの花を咲かせるために必要なこと、ものは何か。これこそ新しい時代の秩序であり、それは強権や覇権ではなく、私は、33億人の一人ひとりの知恵と小さくても正しい判断と何を美しいと感じるかという感性だと思います。

♥♥私も一人の母として、祖母として、感性を鈍らせてはいけないなあと、昨日の寒風の中で、大小の草木の剪定をしながら、改めてそんなことに思いを馳せたひと時でした。

♥♥♥ここまでお読みくださった皆さまには、雑然とした稚拙な考察に最後までお付き合いありがとうございました。決して偉そうなことを申し上げるものではありません。皆さまのご意見等お聞かせいただければ幸いです。

庁舎建て替え

2022.02.26

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「庁舎建て替え」新しい分類を追加します

学校をはじめ、幸手市の公共施設の多くは昭和から平成に建てられたものです。時々に大規模改修や小規模な修繕を施し延命を図ってきましたが、老朽化が進み、近い将来、建て替えや統廃合が課題となっていることはすでにご案内のとおりです。

愛着のある建物をできる限り安全に長く使い続けたい。これは公共施設も住宅も同じですが、市の施設の中でも早急に建て替えが必要なのが市本庁舎です。3階建ての庁舎は玄関の造りが特徴的ですね。その玄関の上に迫り(せり)出した3階部分が本議会議場となっていますが、エレベーターなども無く、また、設備の老朽化が増しています。
高度経済成長期に東京のベッドタウンとして、多くの人を受け入れた幸手市。ピカピカの庁舎や公共施設が次々と建築された時代でもありました。当時は、時々に最先端のデザインが指向され、オシャレな建物の建設ラッシュに胸を弾ませた方も多かったのでは無いでしょうか。

その幸手市本庁舎は、今後、2年程度をかけて建て替えの青写真作りが始まる予定です。皆さまにも折りに触れ、どんな庁舎を望むか意見をいただくこともあるかと思いますが、まずは資金繰りです。元手が無ければ事業は立ち上がりません。来年度は庁舎建設基金に1億円を積み増し、少しずつですが青写真作りに先行して資金準備がスタートします。

新庁舎建設に向けて、来年度からはいろいろな動きが出てくると思いますので、このブログでも今後、「庁舎建て替え」という新分類を追加して皆さまに情報をお伝えしていきたいと思います。ご注目ください。

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(またまた写真の向きが不揃いですね。申し訳ありません。これがなかなか揃えるのが難しくて…。ご容赦くださいませ)
♥年代不同ですが、これは私がこれまでに撮り溜めていた市役所のスナップ写真です。1枚目は幸手町役場から現在の庁舎に建て替えられた時の歴史的写真の写真 。2枚目は今年1月の循環バス出発式のときのもの。3枚目は迫り出した玄関の壁面のコンクリートの剥がれを補修しているところ。最近の写真です。4枚目は幸手市役所のモニュメント「幸せの手」越しに仰ぐ国旗と市旗。(これは縦に見ていただきたかった一枚 です)。5枚目は2015年豪雨時に起きた議場横の通路の雨漏り(これは修繕済みです)。
庁舎が主役の写真ではありませんが、長年の風雪に耐えてきた庁舎。幸手市民のサービスがここで毎日提供されて。そう思えば壁面の黒ずみもまた愛しく見えてきます。

3月議会会期日程

2022.02.19

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3月議会の日程

3月議会は年度切り替えの作業の円滑化や作業量の多さなどもあり、議会は通常の定例会より早く始まります。そんなことで、3月議会の会期は、昨日の開会から3月18日までの29日間で、22件の議案と2件の諮問、専決処分1件を審議します。また、一般質問は14人が登壇します。
以下に日程をお知らせいたします。

【3月議会日程】
2月18日(金) 開会
2月21日(月)?24日(木) 市政に対する一般質問
2月25日(金) 質疑通告
3月2日(水) 議案に対する質疑
3月3日(木)4日(金) 文教厚生常任委員会
3月7日(月)8日(火) 総務常任委員会
3月9日(水)10日(木) 建設経済常任委員会
3月18日(金) 採決 閉会
※常任委員会以外はインターネット中継あり
※コロナにより会議の傍聴はできません
※全日午前10時から

昨日は、上段のうち、諮問案件である人権擁護委員候補の推薦について提案理由の説明の後、採決が諮られました。このような人事案件は委員会に付託することなく、初日の本議会採決が慣例となっています。そして、議員全員が同意しました。

【人権擁護委員】
石井和子氏 小森谷進氏 
お二人のご活躍をご期待申し上げます。

3月議会一般質問

2022.02.14

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3月議会は2項目を選定

来年度予算書の配布があり、その勉強と読み解き、一般質問の詰めを両輪とする日々を過ごしています。予算については、内容をお知らせしたいところですが、まだいろいろな事業が最終調整の渦中にあることが分かりました。未確定な情報をお伝えすることはできませんので、後日、議会審議の経緯とともにお知らせいたします。もう一方の一般質問については、本当は財政に関わる3項目を取り上げる予定でしたが、今議会も質問時間に制約があり、2項目といたしました。どちらも将来の市民サービスに関わる大事な項目と考えます。

【松田まさよ3月議会市政に対する一般質問】
1.幸手消防署建て替え計画への対応について
埼玉東部消防組合は2029年度までに幸手消防署を含む3施設の建て替えを計画しているとの新聞報道(埼玉建設新聞令和4年1月27日付)がある。同組合はこれから関係市町と協議を始めるということだが、
?協議はいつ頃から始まるのか。建て替え協議、計画(時期・規模・移転・工事費等)に望む市の考えを伺う。
?市民への説明について伺う。

2.香日向汚水処理場の公共下水道接続までの維持管理の支援強化について
本施設は、公共施設個別計画において「公共下水道の使用を見込む第二期以降に向けて維持・管理を行い、その後は廃止を基本とする」とする施設であるが、施設の老朽化、住民の高齢化などの課題もあり、接続までの期間の施設の適切な稼働を危ぶむ声もある。
?施設の稼働は今後5年程度が限界との専門家の意見もあるようだが、公共下水道接続までの雪維持修繕の考え方を伺う。
?公共下水道が接続されるまでの期間、事務作業の負担軽減等、住民が運営する管理組合への市の支援強化が望まれている。市の対応を伺う。

1.については、消防署は市民の安全安心を担う重要な施設です。幸手市にとっては、廃止対象であった幸手西消防署が救急ステーションとして存続されたという先例がありましたが、今回は、幸手消防署の協議です。どのような協議を経るにしろ、今後の協議の行方、行程が気になるところです。まだ、今後の協議ということですので、まずは協議に臨む市の考えを確認しておきたいと思っています。

2.については、下水道接続は香日向地区の30年来の悲願ですが、県の下水道整備計画との整合性もあり、現在は令和11年からの接続共用が予定されています。しかしながら、30年は長かった。住民の高齢化を理由として、また、施設の老朽化により、これまでと同じ管理を続けていくことに地元から不安の声が上がっています。実は、高齢化や老朽化による施設管理の課題は、香日向地区にだけ起きているのではありません。問題となる事柄は違えども、市内の各地区の共通課題です。
高齢化が進む幸手市では、各地で様々な形で老後や世代交代の選択が始まっています。もちろん、住民がやらなければならないことはあります。しかし、これまで経験したことのない高齢化社会を迎え、市と住民の時代の変化を包含した新しい関係性を築いて行く。そんな目線が必要です。今回はそんな観点から質問に取り組みたいと思っています。

今議会は傍聴ができません。2月21日、22日、24日の3日間、14人の議員が質問台に立ちますが、是非、インターネット中継のご視聴をお願いいたします。なお、私は8番目の登壇となり、おそらく、2日目の午後になるのではと。ご関心をお寄せくださいますようお願いいたします。

※上記、下水道接続年平成と誤記。令和に訂正いたします。2022.2.16

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