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新政会の主張について
昨日、市議会の会派の1つ、新政会の新聞折り込みが入りました。彼らの折り込みを見て、私の見解を再度お示しする必要があると感じ、今回のブログのテーマといたしました。
さて、彼らのチラシをご覧になりましたか。このチラシの彼らの主張には議場以外のいろいろなことも書かれていますが、議場以外での「話し合い」はかなり一方的なものであったと私は感じました。そして、私たち会派先進は木村議員と最終的な協議をし、以前から考えていた「7%削減」を趣旨とする条例案を26日に3名の連名で提出しました。
議決当日、議会運営委員会では削減率を「5%」「6%」「7%」とする3本の条例案とも議案とすることが了承されました。その後、確かに新政会から一本化という「相談」はありましたが、しかし、条例として了承されたものを安易に「調整」するという発想そのものがあり得ない相談でありました。
彼らの弁によれば、「削減が目的ならばパーセンテージの違いを調整し9人がまとまることが必要と訴え、我々は100%譲歩し5%案を取り下げることを条件に一本化できないか相談したが両方に拒否され、議場での採決となった」とありますが、議員が条例を提出するというのはよくよく考え抜いてのことであり、「譲るも譲らないも議決前に調整する相談には乗れない」と答えたというのが実状です。
また、「削減することとパーセンテージではどちらが大事か?」との質問に対して、彼らは小島議員と私が同じく「どちらも大事」と答えたとしていますが、私は「どちらも大事」ではなく「一体です」と答えました。
なぜなら、私たちは6月議会で職員には平均7.3%の削減を有無を言わさず可決したのです。それが議員の報酬削減となると自分たちの事情を加味したり、近隣を参酌してパーセントを決めるなどあるまじきです。我々の提出した条例案にとって、職員の削減幅に準じることと削減することは「一体」なのです。
採決では、彼らが我々の案に賛成をしたことで我々は7票を獲得ました。そして、可否同数となり、議長採決で否決となった。これが事実です。ただ、否決されたことも事実です。このままでいいかというと考えていかなければならない課題は残りました。これらについては今後、同士と共に検討していきたいと思っています。
新政会のチラシに弁解、弁明するのではありません。議会や議員の議決の重みを考えているのはどちらかということをご判断いただきたく、敢えてこのテーマで訴えさせていただきました。