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withコロナを生きるということ

2020.06.20
新聞等ではコロナ対策の検証記事が花盛りな今

突然の「パンデミック」に国際社会と連携しながら対策を打ち出してきた政府の方針の下、地方自治体もまた、与えられた(求められる?)守備範囲の中で懸命にこの緊急事態に対応してきました。まだ予断は許されませんが、日本政府が国際社会から"失敗"の烙印を押される時期もありましたが、今は不思議の国との側面も残しながら、その結果が注目を集めるに至っています。もちろん、後手との批判やいろいろな議論はありますし、全く制度も国柄も事情も違う他国と優劣を競うのもあまり意味はありませんが、全体として、感染爆発を起こすことなく、死者数の激増もなく耐えてここまで来たことは私も評価されるべきだと思います。また、幸手市もその中で頑張ってきました。また、私も議員に与えられた機会を使っていろいろな意見や提言を市に提示してきました。

改めて今、日本が感染爆発を起こさなかった背景としてクローズアップされているのが、靴を脱ぐなどのもともとの生活様式をはじめ、マスクに抵抗がない、清潔な環境、ハグをしない、言語に發音が少ないなど、文化的な一面です。私は、それら文化的背景に加えて、自粛要請を受け入れた私たち自身の行動、さらに、国の制度である国民皆保険制度や介護保険制度などの制度、クラスター追跡という専門家の判断、医療や介護施設等に従事する皆さまの献身に守られたということを強く感じます。

しかし一方で、長期自粛要請による経済や雇用への影響は深刻です。厚労省集計によると、コロナ感染拡大に関連した解雇や雇い止めが全国で2.5万人に上り、そのうち非正規労働の従事者が54%を占めると発表。withコロナはこれまでも予兆があった社会の変容をますます加速しています。withコロナをどう生きるか、生き抜くか。

世界の中の日本、日本の中の埼玉、埼玉の中の幸手市は5万人の生命と財産を守るために存在しています。市長は社会の変化を見極め、短中長期に持続可能なまちづくりの航図を描く。私たち議員はチェック機関として役割を果たす。責任の重さに改めて身の引き締まる思いです。
withコロナ、afterコロナは皆さんとともに。難題は山積です。英知を絞って参りましょう。

埼玉県休業要請、移動制限全面解除

2020.06.20

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新型コロナウイルス感染防止に対し、改めて埼玉県知事よりお願いがありましたのでお知らせします(昨日の全員協議会で配布された資料より)

昨日は、議会終了後、改めて市長より「新型コロナウイルス感染症対策について」と題して、これまでの市の対応の経過について、時系列での説明と報告がありました。幸手市では2月20日の「第1回新型コロナウイルス対策本部会議」立ち上げから5月26日まで、計19回の会議を開催。公民館の休館や学校休業措置、国の対策の情報提供、感染予防の喚起、市内介護事業所等へのマスク提供、各種給付金の給付作業、関係機関との調整等に当たってきました。緊急事態ほど、国ー県ー市という指示体系を乱さない行動が求められます。次々打ち出される国、県の対策、押し寄せる通達に時宜を逸せず対応するのは大変なことであったと察します。幸手市が臨時給付金において全国の自治体と遜色なく給付を進めてきたことはぜひ、市民の皆さまにもご評価いただきたいと思います。

以下は、昨日配布された資料に添付された、埼玉県の休業要請、移動制限の全面解除を受け埼玉県知事が発信した通知の一部です。

?県外への移動制限は全面解除となりますが、現在もクラスターが発生している東京の夜の繁華街への外出はしばらくの間控えていただくようお願いします。
?マスクの着用をお願いしていますが、その一方で熱中症にならないよう、屋外において社会的距離2メートルを確保できる場合は適宜マスクを外してください。
?医療関係者やそのご家族へのいわれなき差別があったとのことですが、そのような発言は現に慎む差別はやめて下さい。
?安心宣言を行っている店舗を積極的に活用いただくなど、感染防止対策に取り組んでいるお店を応援してください。
?セールやお中元の季節となりましたが、店舗の中では密閉・密集・密接の3つの密を避けるよう注意をお願いします。

♥国は5月25日に緊急事態宣言を解除しました。そして、埼玉県は昨日、移動制限を解除しました。withコロナは先が長いです。過剰に恐れることなく、しかし慎重さを失わず。市民の皆様には感染拡大防止に引き続きご協力をいただきますよう宜しくお願いいたします。

市民文化祭 市民体育大会中止決定

2020.06.19

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文化祭、市民体育大会も中止決定

本日の市の報告第2弾。コロナの2波、3波の懸念が続く中、今年は文化祭、市民体育大会は中止と判断。幸手市としても本当に残念なことながら、しかし、感染拡大防止と参加者やスタッフの皆さまの健康等に配慮した結果の苦渋の選択です。イベントのお弁当やお茶などの注文がなくなるのは関係各位にとって大きな痛手とお察しいたします。業者さんにとって不可抗力の傷みです。地域経済の傷みを少しでも緩和するためにも、皆さまには市内でのお買い物等、市内事業者の応援に是非ともお力をお貸しください。一緒に応援していきましょう。よろしくお願いいたします。

コロナ関連報告

2020.06.19

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特別給付金の給付状況について

今日は議会最終日でした。市から特別給付金の給付状況について報告がありました。

1.申請書受付状況(6月17日現在)
◎給付対象件数 22,830件
◎申請件数 21,647件(94.8%)

2.給付金給付状況(6月19日振り込み予定分含む)
◎給付件数 20,816件(91.2%)
◎給付金額 47億1940万円(47,194人分)

幸手市では延べ209人の職員体制で給付事務に携わり、少しでも早く皆さまのお手元にお金を届けるよう作業を進めています。なお、オンライン申請されたのは562人です。まだ、お済ませになっていない方がいらっしゃいましたら、申請期限までにご申請を。

昨日の毎日新聞に家計簿アプリ「マネーフォワード」が利用者に特別給付金を何に使うかアンケート(複数回答)を実施。結果が載っていました。それによると、
?生活費 38%
?預貯金 25%
?旅行や娯楽 19%
?特に決めていない 15%
?投資資金 13%
?教養・教育 10%
?税金 8%
?以降は在宅勤務・授業の環境整備、募金・寄付、住宅ローンや家賃と続いています。

給付金は政府が4月に策定した緊急経済対策の目玉事業で、総務省によると6月12日までに予算総額約12兆7300億円の約5割にあたる約5兆9600億円が振り込まれているということ。

幸手市ではすでに9割以上の方が給付金を受け取っていますので幸手市も頑張っています。
さて、皆さま。皆さまにはいろいろな使い道をお考えのことかと思いますが、是非とも市内消費にご協力をいただけるとありがたいです。日常の買い物は幸手市で。テイクアウトは幸手市で。お家の修理も幸手市のお店を。オール幸手でこの災禍に立ち向かって行きましょう。よろしくお願いいたします。

埼玉県コロナ対策補正予算1484億円

2020.06.16

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新型コロナウイルス埼玉県緊急対応補正予算 19日提案

国のコロナ関連第2次補正予算に対応した埼玉県2020年度一般会計補正予算案が新聞に載っていました。今後の感染拡大防止の取り組みや県民生活や県内の経済活動を支え、第2波への備えを万全に固めるための予算と大野知事。主な内容をおしらせします。

【埼玉県補正予算案(追加)主な内容】
??医療提供体制強化
・重点医療機関に対する病床確保・設備整備
・医療機関・薬局等の院内感染防止
・クラスター防止対策チーム「COVMAT」設置など
??医療・介護従事者ら支援
・医療従事者らへの慰労金
・介護職員らへ慰労金 など
??中小・小規模事業者支援
・中小企業、個人事業主への家賃補助

今回のコロナ補正額は1484億4435万円。補正後の埼玉県予算の累計は2兆1770億3002万円だそうです。慰労金の対象となる皆さまには本当にお疲れ様でした。特に、日本の高齢者の爆発的感染を防ぎ、防波堤としてご利用者の健康管理にご尽力くださった介護施設のスタッフの方たちの貢献に心より感謝です。

国や県からいろいろな補助や給付などが続きますが、東京都では夜の繁華街PCR検査の実施で連日、複数の陽性者が見つかるなど、クラスターの発見が続いています。海外では抑え込みに成功したとされる中国で新たな感染者確認の報道もあり。まだまだ気を緩めるわけには行きません。withコロナ"の生活は始まったばかりです。新聞には感染者の療養用に確保したホテルについて使用率が低くかつ、宿泊費の設定に公平性を欠く契約が指摘されています。時系列に検証し、withコロナや第2波へ備えを万全に。私たちもこれまで同様、3密の回避に心がけていきましょう。以上、県の動きでした。

■幸手市でも現在、コロナ第2次補正予算の編成作業が始まっています。

♥久々のブログ更新です。毎日、書きかけては文章の決め手を欠き、書き直しを繰り返すうちに日にちが経ってしまいました。毎日ご訪問下さる皆さま、また、諦めずご訪問くださる皆さま本当にありがとうございます。

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