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ブログ「ビバ!長寿ニッポン」に対して
先日の上記ブログに関してある方からメールをいただきました。気づかされることが大きく、一部を引用させていただくことをお許しください。
松田市会議員様
7月26日の書き込みを見て、一言、言いたくなりました。松田さんは『健康寿命』と言う言葉をご存知だと思います。『自立して健康に生活できる期間』のことだそうです。日本は男:70.42歳、女:73.62歳です。平均寿命との差は『自立できないで不健康に過ごす』年数になります。
男:9.5年、女:12.8年は誰かの手助けを借りて過ごす年数になります。
数年前よりこの問題は気がかりでした。私も健康寿命が尽きる年齢に近づき、時々考えるようになりました。…(略)…平均寿命が延びることに喜ぶのではなく、健康寿命に留意すべきだと考えます。健康保険、年金問題も少しは解決できるかも知れません。この件は、老人大国日本にとってまともに向き合うべき課題だと信じています。
ご自身の体験や尊厳死に対する考え方なども書き添えてのメールでした。私の場合、父、母が共に80歳を超え、病院のお世話になりながらも何とか自立した生活を営んでくれています。義父、義母も同じです。また、祖父母世代では私の母方の父、主人の母方の母が老衰に近い状態で逝きました。他の親類縁者には様々な最期がありましたが、2人の最期が自分にとってとても印象に残り、人生観としては運命論者のような考え方があるのかもしれません。また、昨年初孫が生まれ、80年という人生を単純に寿ぎたいと感じたのかもしれません。
この度いただいたメールで、「健康長寿」と「平均寿命」の違い、心に銘じました。そして、人生において訪れるこの「10~12年」をいかにその人らしく生きられるか、の視点を忘れず、今後の活動に活かしていかなければとも。
大切なご助言、本当にありがとうございました。