2017.08.24

9月議会は質問6項目を選択
今日は、9月議会の一般質問通告の締切日でした。今日の朝までいろいろ考えて、まだまだやりたい項目はありますが、質問項目をやっと6項目に絞って持って行って来ました。
今、日本全体が大きく時代転換する正に過渡期にあって、どこを見ても課題が目につきます。一般質問は質問時間が45分という時間制限がありますので、6項目でも多いかなと思いながらですが、とにかく6項目に絞り込みました。項目と質問要旨については以下の通りです。
【松田まさよ9月議会一般質問】
1.埼玉県学力向上パワーアップ事業と市の取り組みについて
前回の6月議会では平成32年度から小学校の英語活動が教科化されること、そして、学力の底上げの必要性とともに、個々の子どもたちの学びや成長を記録することの必要性を質しました。
その後、埼玉県が今年度、「学習支援カルテ」を使って、県内の学校を支援をする「学力向上パワーアップ事業」を事業化したとの新聞報道があり、カルテの様式と、市はこれにどう取り組んでいるのかを質問します。
2.定住促進、住宅・雇用・活性化対策について
人口減少社会の到来と東京一極集中が止まらない現状、幸手市でも人口減少が続いています。以前お知らせした通り、幸手市は今年7月に白岡市に人口数を抜かれ、埼玉県40市の中で一番住民規模の小さな市となりました。人口減少を少しでも食い止めるために。定住問題に特化した施策成果を質しながら、幸手市の進む道を確認したいと思っています。
3.空き家対策について
これも全国的に大きな問題で、多くの方にとって身近な問題ではないでしょうか。基本的に人口縮小社会となる中、空き家対策は急務です。来年度から国でも新しい動きが出てくるという。税制改革などで空き家の活用を支援するそうですが、基礎自治体の幸手市に何ができるのか。何をやらなければならないのか。市民をサポートするような仕組みの構築に向けて取り組みを求めていきたいと思います。
4.内水被害改善対策について
このところ、毎回、切り口を変えて質問を繰り返している項目です。幸手市にとって水害対策は地方創生より先に対応しなければならない緊急課題です。「雨が降るとボートがでるようなところに住めない」と言う若者がいることも確かです。100%の改善は簡単ではありませんが、長大な計画では住民は待てません。今回は、7月の台風3号後に住民の皆さまを訪問してお聞きしたことや報告会でいただいたご意見などを元に、いくつか提言につなげたいと思っています。
5.第6次総合振興計画策定事業の進捗について
自治体の施策の屋台骨となる最上位計画に「総合振興計画」があります。幸手市は今の第5次計画が平成30年で終わるため、今年度、来年度の2か年をかけて新しい基本計画を策定することとなっています。計画期間が10年という長い計画なので、この計画の良し悪しで将来の幸手市の姿が決まってしまいます。将来の市民に責任の果たせる計画となることを願い、今回はいくつかのポイントを質問したいと思っています。
6.緑地を活用した幸手市の魅力アップ構想について
私は以前もお伝えしたかと思いますが、本来はいろいろ工夫をすることが大好きな人間です。この項目では、幸手市の今ある公園を核として、その周辺を今以上に「潤い・集い・文化・農の緑」を楽しむ公共空間としてブラッシュアップして、幸手市の魅力の創造につなげることを構想すべきではないかと提言するつもりです。
以上、6項目です。これから質問の内容を詰めていきます。受付け番号が8番だったので、おそらく一般質問3日間のうち中日での登壇となるものと思われます。市民の皆さまにご納得いただける質問となるよう、しっかりと勉強して臨みたいと思います。
また、9月議会は決算の議会です。委員会などでも様々な質疑応答がなされます。会期は追ってご連絡いたしますので、皆さまにはご関心をお寄せくださいますようよろしくお願いいたします。