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公示を前に まずは党首討論で確認を
衆院選の各党公約が出揃いましたね。
それを受け、NHK、ネット、日本記者クラブでは党首討論が繰り広げられています。私も動画で視聴しました。メディアやコメンテーターなどのフィルターを通さない、党首によるナマの討論は必見です。「2017党首討論」で検索すれば動画配信されていますので、是非一度ご覧になってください。
どの党に政権を預けるのか。
埼玉県14選挙区では自民、共産、維新、希望の4党で立候補が予定されているとの情報です。明日、いよいよ公示です。
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衆院選の各党公約が出揃いましたね。
それを受け、NHK、ネット、日本記者クラブでは党首討論が繰り広げられています。私も動画で視聴しました。メディアやコメンテーターなどのフィルターを通さない、党首によるナマの討論は必見です。「2017党首討論」で検索すれば動画配信されていますので、是非一度ご覧になってください。
どの党に政権を預けるのか。
埼玉県14選挙区では自民、共産、維新、希望の4党で立候補が予定されているとの情報です。明日、いよいよ公示です。
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9月議会では6項目の質問をいたしました。その内容については、8月24日のブログでお伝えしているところですが、どのような答弁があったのかお知らせいたします。一気にご報告したゆえに、たいへんなボリュームとなってしまい申し訳ございません。
1.埼玉県学力向上パワーアップ事業と市の取り組みについて
この埼玉県事業は、埼玉県によって対象校がすでに選定されていて、幸手市は対象外ということでありました。逆に言えば、幸手市の学力テスト分析は通常通り独自に行うことになります。幸手市の明るくて素直な子どもたちがからこそ、学力面でもしっかりと力をつけてほしい。特にここ数年、中学2年生で学力が失速する原因を早く究明して有効な対策を立てていただくことを要望しました。
2.定住促進・住宅・雇用・活性化対策について
人口減少社会と東京一極集中が続くなか、幸手市は去る7月、ついに白岡市に抜かれ、埼玉県で一番人口の少ない市となってしまいました。人口減少を食い止めるためにどのような事業が成果を上げているのかを問いました。
答弁では幸手市にしかない魅力の発信。人口動態では転出者の微減、圏央道での新規雇用増、西口の土地利用の高度化などが挙げられました。「幸手市まち・ひと・しごと総合戦略」の唯一の若者指標である『婚活によるカップル成立数』について質すと、思わしい成果に結びついていないとのこと。
ある意味、当然です。指定管理者の自主事業に任せるだけで成功するとは思えません。人生の伴侶を見定めるというのはもっと厳かなものです。相手を見定める情報もなく出会いを創出するだけでは一日の出会いでthe Endです。何とかして若い人たちの出会いの機会を作れないか。ということで、私は幸手市の新成人に着目。成人式から数年(5年程度)の期間、中学3年生のクラスを単位に同窓会の開催をサポートすることを提案。成人式の際に、それを新成人にプレゼント(といっても使わなければ空手形ですが)する。市民の皆さまの税金を使うサポート、補助なので幸手市の中学校を卒業しなかった方には申し訳ないのですが、幸手市で育った若者は他の地に出ていく割合が多く、その若者が再会する機会の創出に是非、ご理解をいただけたらと思います。
人口減少や地方創生への施策は地道で愚直で長期の取り組みが功を奏する。一過性のイベントでは成就しない。なお、この件については、わざわざ副市長から「検討します」との答弁をいただきました。小さな事業ですが、新成人自体が今後減少していく中で、少しでも早い予算化に期待。最速で、来年度の予算に反映される可能性も。若者に魅力ある仕組みとなることに期待したいと思っています。
3.空き家対策について
人口減少社会を迎える日本において、今、問題化しつつあるのが空き家問題です。来年度には国の税制改正が強化されるとの新聞報道もあり、幸手市の現況をたずねました。
答弁では、現在、空き家については防災安全課が所管となっており、空き家として認知しているのは358件、所有者不明の空き家は3件ということでありました。空き家の有効活用に資する「空き家バンク」は未設置。幸手市では「空き家条例」において空き家バンクの設置を謳っていますし、私はこの条例制定時にこの空き家バンクに大いに期待をしていたのですが、所管が防災安全課という時点で、有効活用ができる体制にあらず。今後は県と共同で対応していくという事でしたが、私はまず、空き家の有効活用に関して所管の見直しを求めました。まずは体制づくりから。幸手市は高齢化率も高くなっていて、今後、相続などで土地の売買、また、所有者不明空き家が増える可能性が高くなっています。早急に体制を整えて課題にあたっていただきたい。
4.内水被害改善対策について
このところ、切り口を変えて質問を繰り返してきましたが、水害対策は地方創生以前の、市の基盤整備としてしっかり改善を図って行かなければならない重要課題です。現在、幸手市には内水が溜まる場所には強制排水を行う「ポンプ場」が設置されています。今回の質問では市が管理する各ポンプ場への内水の流入経路と主要水路の浚渫施工の履歴(倉松川および大中落流域)、今後の対応をたずねました。
浚渫に関しては、ポンプで水を引っ張ることで堆積土も運ばれ、主要水路に堆積物は少ないということでありました。なお、幸手市では、今後、排水ポンプの設置を増やしていくという事ですが、埼玉県では、倉松川への排水の増量が検討されており、今秋に結果が出るという答弁があり。それがなれば、さらに排水を増やせる可能性も。さらに、幸手市では現在、幸手・五霞線の整備が県によって推進されていますが、この道路は現在、豪雨時に渡辺家さんから大堰橋までの間で2カ所も道路が通行止めとなるなど、交通が分断されます。この解消を目指すことで周辺地域の水害も改善に向かうことが考えられ、この道路冠水への早急な対策を要望いたしました。今後の推移を見守りたいと思います。
また現在、今回の答弁を元に、市内のどの地域からどのポンプ場に水が流れてくるのかを地図に落しています。今後もその中からできることを抽出して、できるだけ早く、少しでも改善がなされるよう質していきたいと思っています。
5.第6次総合振興計画策定事業の推進について
幸手市の最上位計画である「総合振興計画」の更新についての質問です。10年後をどう想定するか。この計画の良し悪しで将来の幸手市の姿が決まる。私たちの責任は重大です。そこで、まずは『5万人アンケート{回答可能な年齢以上の市民全員を対象とするアンケート)』の実施を提案。質問項目の選定は難しいと思いますが、市民との協働や市の魅力発見などに焦点を当てて、市民の皆さんがどんなまちに住みたいと思っているか、どんなことに魅力を感じているか、何を発信していけばいいか、などの項目を老若男女を問わず、抽出ではなく、全員から聞くという、これは市の一大イベントとして実施することが有効と私は考えます。今、考えるとこれこそ、市政30周年のイベントとして行われてもよかったのかもしれませんね。
実は、このアンケートは行政課題のあぶり出しではなく、市民の方に市政に、わがまちに関心を持ってもらうという事も狙いの1つであるとして質しましたが、結果、統計学的観点から、通常このような計画を策定する際の常とう手段としての抽出アンケートしか考えていないとの答弁でありました。誠に残念!
6.緑地を活用した幸手市の魅力アップ構想について
幸手市の魅力の1つとして権現堂公園があります。権現堂公園は先人の努力と現在は県営公園として桜保存会の皆さんが指定管理者として毎日、入念な管理が行われています。この観光資源を結ぶ新たな観光資源の開発は市の命題ともなっています。前回の6月議会で、日光街道幸手宿の起点である志手橋の意匠復元を取り上げましたが、今回は、県営権現堂公園から上吉羽・下吉羽公園、中川を結ぶ散策路という緑地帯の中継地点にある宇和田公園や総合公園を核とする周辺を公共空間としてブラッシュアップして魅力創造を構想するべきではないかと質しました。
特に、今、幸手市が始めた駅前のレンタサイクルを活用した観光の回遊先の開発、あるいは総合公園を中心とした合宿所など、法的規制をクリアすればいろいろできることはあるのではないかと考えます。交流人口、そして、市民の活用に活路を見出すよう、前項の総合振興計画の改正に合せて是非、検討いただきたいと要望しました。
6項目目という事で時間が押して、財源の話しまでできませんでしたが、このような事業をすべて市の税金で賄うのは大変です。私は皆さまからのご寄附やふるさと納税などを使わせていただくなど、財源確保への活路も同時に研究すべきであり、このような研究こそ、これからの幸手市を担う若い職員に頑張ってほしいと願うものです。
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9月議会のまとめがなかなかご報告できずにおりましたが、国政が慌ただしくなる前に、市政についてご報告です。
まず、平成28年度一般会計決算について。
歳入決算額 181億8574万円
歳出決算額 168億7878万円
決算剰余金 9億1059万円
(うち不用額 5億4140万円)
予算に対する執行率 91.3%
財政力指数 0.712
★財政規模は過去最高となりました。
歳出の構成比の大きな順に、
民生費(38.7%)
土木費(14.9%)
教育費・総務費(10.9%)となっています。
★民生費では社会福祉費が約19億円、障がい福祉費は約13億円、生活保護費が約13億円、児童福祉費が20億円で、幸手市においては、高齢者福祉と児童福祉はほぼ同額の支出となっています。土木費では、古川橋架替、下水道事業特別会計への繰出、圏央道関連事業負担金、駅舎整備、西口区画整理特別会計への繰出などに大きな経費を支出しました。また、総務費では職員の退職手当に係る負担金や情報管理システムに係る費用などが、教育費では給食関連費、行幸小学校大規模改修、市立幼稚園への補助金、指定管理料などへの支出が大きくなっています。
会派先進は、大型事業が滞りなく執行される一方、厳しい財政状況の中、不用額が増加していること、執行率が低下したことなどについては改善を要求しています。また、繰越金については、道路や水路の刈払や浚渫、そして雨水対策などは十分とは言い難く、予算配分の増額も検討すべきではないかと提言しています。
また、平成28年度決算では、農地費における市の補助金交付について、不適正な事務処理が大きな議論となりました。これについてはすでに執行部の謝罪と今後の調査が約束され、今後の調査によって返還の手続きが取られることになっていますので、その報告があった時点で詳細をお知らせいたします。
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国政の動きが国民の理解を超える状況が続いています。また、今後、公示日10日までに何が起きるのかも予測不能です。しかし、そうにしても選挙は行われます。私たち有権者にはどんな選択肢があるのか。
昨日、枝野氏が新党「立憲民主党」を旗揚げされました。また、希望の党と維新の会、愛知の大村知事が選挙協力をし、重複立候補を調整するような話も出ているようです。「三都物語」と小池知事が銘々されたとか。記者会見ではこの”三都”で現在の日本の経済の3分の2を稼ぎ出していると。確かに、大都市のエネルギーが失われては日本沈没。それは分かりますが、しかし、地方の疲弊と人口減少についても配慮ある都・府・県政を。維新の会については国会でも民進党や共産党、そして、小池知事にも批判的な発言をしてこられた政党ですので少し驚きです。
さて、国会内の勢力関係とは別に、幸手市にとって、どのような選択がありうるのかと考えた時、地元選出の国会議員の存在は貴重です。どこの地域にも国会議員がいるわけではありません。失うわけにはいかない。地元事情として、そのようなことも考慮しながら国政の動きを見ていただけたらと思います。
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安倍晋三首相は一昨日夕方、首相官邸で記者会見し、28日召集の臨時国会冒頭に衆院を解散すると表明。衆院選の日程は「10月10日告示ー22日投票」となるようです。
東京都の小池百合子知事も都庁で記者会見し、国政政党の新党『希望の党』を立ち上げ、代表に就任すると表明。都知事に就いたまま国政に関与するという。これらの動きとともに、民進党始め、現役衆院議員の離党が相次いています。皆さんはこれらの「現象」をどのように受け止めておられますか。
日経新聞はこれらの現象を「政界液状化」と表しています。言い得て妙という感ありですね。日本は20年前、政策本位で競う二大政党制の確立をめざし、細川政権(日本新党)や民主党政権を誕生させました。しかし、その後、いかがでしょう。新党は内部分裂。そこに見えるのは「我が身の保身に汲々とする議員たちの姿」であると日経新聞は書いています。
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確かに、議員は選挙で選ばれてこそ仕事ができるのであり、選ばれなければただの人です。しかし、そもそも、「お家の危機」に瀕する度にお家の立て直しを放棄し、飛び出して浪人となり、御身大事で新たな振興大名に憑依して生き残りを繰り返す武将を、民はどう信頼するか。
今、国際的にもまた国内的にも課題が山積する中での”離党・新党騒動”は日本という”コップの中の嵐”というもの。
そもそも、二大政党制の対立軸は、小池氏が公約とするような「消費税増税の凍結」や「アンチしがらみ政治」などの小手先問題ではなく、いわば、経営者VS労働者、保守VS革新など、社会資源の分配の考え方や手法に相違があってこそ成り立つのであり、そういう意味では、その評価は別として、共産党や社会党などは軸足がぶれませんね。民進党が二大政党の一方になれなかったのは、内部事情はどうであれ、保守でも革新でもない立場以上にも以下にもなれなかったからでは。
「希望の党」の党是や結党宣言がどのようになるかは今後の注目です。
メディアや一部野党議員は相変わらず、「安倍一強」とか「森友問題隠し」などと「かぜ」を煽ろうとしていますが、皆さまには是非とも様々な情報を得てご判断をなさいますように。今回の衆院選は正に、政党を選ぶ選挙だと私は思います。人気投票化させてはなりません。
国家運営を人気投票化させた因果応報は全国民に及びます。
「オールジャパン」「しがらみ脱却」「改革」などの耳に心地よいキャッチコピーに惑わされることなく真実を見つめていきましょう。国民が生命と財産を預ける国家政権です。国政や国際社会のひだの奥深くはなかなか見えるものではありませんが、私もいろいろな情報をキャッチしながら考えていきたいと思っています。