![]()
平成24年度 幸手市一般会計人口・世帯数当たり決算額
昨日は議会全員協議会が開催され、9月議会の議案など資料が配布されました。議案に関してはこれから審議されるもので、今、ここで決算の詳細に触れることは控えますが、資料の中から皆さまに1つ”数字”をご報告したいと思います。
一人当たり 世帯当たり
歳入(入ったお金) 311,676円 768,741円
歳出(使ったお金) 290,031円 715,354円
平成25年3月31日現在
人口:53,932人 世帯数 21,866世帯
この数字は、平成24年度中に幸手市に入ってきたお金と使ったお金の額を市民の数、世帯の数で割ったものです。一人当たり、一世帯当たりの金額を示しています。
タイミングよく「行政費用」という同じ数字について、8/25付けの日経新聞が、国土交通省の推計を報じていました。それによりますと、「市町村が住民一人当たりにかけるインフラ整備や福祉教育などの行政費用は、人口密度が4000人/?で29万円。人口密度が2000人の街と比べて費用は約1割減る」と。人が密集している方が費用が掛からないということです。
このようなこともあり、国では今後、「コンパクトシティ(中心部に都市機能や住宅を集める)」を推進し、税優遇などで後押ししていく方向性だということです。幸手市も中心市街地がもっと活性化する仕掛けがほしいです。ちなみに幸手市は人口密度が1570人/?です。そして、行政費用が29万円。
以下は幸手市の収入と支出のの主な項目とお隣り久喜市の平成23年度の数字です。参考までに。
※参考1)幸手市の歳入歳出の主な項目
主な歳入 一人当たり 世帯当たり
市税 119,196円 293,994円
地方交付税 43,628円 107,606円
国・県より 64,006円 157,868円
市債(借金) 24,195円 59,677円
主な歳出
総務費(職員給与等含む) 35,721円 88,106円
民生・衛生費 123,152円 303,750円
土木費(道路整備等) 35,853円 88,431円
教育費 23,776円 58,642円
公債費(借金返済) 24,800円 61,168円
(民生費=扶助費・医療費・ごみ処理関係 等)
※参考2)近隣の久喜市の場合(平成23年度決算)
歳入(市税)一人当たり 137,432円
歳出 一人当たり 277,082円