記事一覧

悪いニュースこそ先

2020.01.07

アイコン

増田寛也日本郵政新社長就任 「危機感を共有して事態の解決を図ろう」

かんぽ生命保険の不適切販売問題などが発覚した日本郵便は6日、増田寛也元総務相を社長に迎え、新体制を発足。その様子をメディアが取り上げていました。増田新社長が語る言葉の中に"なるほど"と思うフレーズがありましたので、私の備忘録方、お伝えします。

その言葉とは、「いいニュースは後でもいい。悪いニュースこそすぐに伝えてほしい」ー。というもの。「なんだ、当たり前じゃないか」そう思う方もいらっしゃるでしょう。でも、この当たり前が当たり前でないときに、やはり"事件"は起きるのです。これは個人でも家庭でも組織でも同じ。「問題対処のセオリー」ですね。世の中、悪いニュースを後回しにすることを要因とする不祥事や不適切な出来事は後を断ちません。悪いニュースは即刻共有する。これは失敗を失敗に終わらせない究極のセオリーです。
しかし、それにはまず、何が悪いことかを見極める目が大事。何が悪いニュースなのかが分からなかったり、闇雲に根拠のない杞憂を伝達するのでは周りを翻弄させるだけですから。

情報とは玉石混交。発信者のバイヤスが入ってしまうことはどうしても避けられません。このブログを始め、今、私は情報発信者という立場にあって、そんな落とし穴に落ちないよういつも自分を戒めています。その防御策の一つが複数の新聞を読むことです。経済新聞、一般紙、地方紙、時に専門紙など。本当はもっと専門紙を読みたいところですがそれには時間が足りません。今でも全紙を読むのがアップアップな時もあります。それでもとにかく新聞を読む。そして、各紙の論調の相違を確認する。今、新聞を取らないご家庭も多いようですが、一面トップニュースから経済、国際、文化、生活などの情報を満遍なく否応なしに目にできる媒体は貴重です。そして、テレビを観る。キーワードが見つかればネットでさらに検索する。そして何より大事なのは皆さまとの会話です。家に籠もって情報収集し、皆さまの声も聴かないでは本末転倒ですよね。

世の中のキャッチーな言葉や情報、雰囲気、キーワードやキーポイントを摘み出し咀嚼する作業は楽しいですが、実はまだまだアナログ派の私は、紙ベースの情報保存も多く、おかげで家中が書類だらけ。読みきれない新聞や資料の山は部屋のキャパを超えるまでに達して。これには閉口しています(笑)。

♥話はそれましたが、今日は日本郵便新社長の言葉を取り上げました。当たり前だけれど、何か起きた時ほど実行が困難な言葉です。昨日は役所の仕事始め。私も会派で挨拶に行きましたが、その中で、木村市長の新年あいさつで、「私が責任を持つから、持ち場持ち場で思う存分やってくれ」との主旨のお言葉があり、職員のヤル気が随分鼓舞されたようですよ。職員が言ってました。人の心に届く言葉って大事ですね。

♥♥私も、これまで以上に、出来る限り皆さまのご判断に資する「玉」な情報を発信することに心がけてまいります。まだまだ未熟者かつ、皆さまのご関心やご興味のあることばかりの発信ではないかも知れませんが、これからもご訪問をお待ちしています。また、ご知人にもご紹介(拡散)いただければ幸いです。皆さまの日々のご訪問に力をいただいています。いつもありがとうございます。

久しぶりの映画

2020.01.05

アイコン

「決算!忠臣蔵」現在にも重なる財政諸事

早いもので、今日はもう5日。明日が仕事始めという方も多いかと思います。私も昨日は少し時間ができたので、お正月最後のイベントとして久しぶりに家人と一緒に映画館へ。今話題の「決算!忠臣蔵」を観て来ました。予算だ決算だという言葉をみるとつい反応しています。

このお話しは、赤穂藩筆頭家老の大石内蔵助が残した決算書をもとに、討ち入り計画を金銭面から描いたもので、突然の藩お取り潰しという悲劇の裏で起きていた藩の台所諸事が喜劇として描かれています。私は歴史に明るくはないのですが、大石内蔵助が最期に遺した決算書は通常の藩政の記録ではなく、お取り潰しの際に藩主の奥方から借りたお金の清算書というべきものではないかと想像します。取り潰しのあとの残務整理をしながら再興を目指すも、藩内や江戸庶民の仇討ちを熱望する空気に抗えず、残りわずかな資金を工面して討ち入り計画を決行する。限られた「予算」で一大プロジェクトを「決算」できるかー。これが大石内蔵助始め、勘定方に課せられた使命でした。

この映画の宣伝は「時代劇コメディ」となっていますが、ギャグコメディとは違って、よくよく噛むとさらに味の増すお話でした。ヒトやモノゴトが動くと必ず必要となるのがお金です。そんな当たり前なことを改めて思い出させられました。決算や予算という言葉に反応してしまうという方、今日、もう一日、お時間のある方は是非映画館に。安倍首相も3日に昭恵夫人と観賞されたようですよ。

♥さて、あっと言う間に日にちが過ぎていきます。まだ1月だと思っていても、2月後半には3月議会が始まります。今年の3月議会に上程される予算案は新市長の初めての予算編成であり、今まさに、木村市長の下、予算編成が佳境を迎えています。かなり厳しい査定余儀なしとの情報もあり。勘定方には昨年度の決算を総点検して無駄・無理のない予算編成に期待しています。

新年を迎えて

2020.01.01

アイコン

新たな年が明けました。本年もよろしくお願いいたします

令和2年の幕が開きました。私儀、昨年義母が亡くなり喪中につき、新年を寿ぐご挨拶は失礼いたしますが、日頃より頂く皆さまの温かなご支援、また、いつもブログにお立ち寄り下さりお力を頂いておりますことに心より感謝申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございます。

昨年は、春の統一地方選挙での3期目の挑戦、夏の市長広島事件、秋の市長選挙、台風19号などなど大きな出来事がたくさんありました。今年は市議会議員として10年目を迎え、これまでの経験を礎として、私たちの生活の安全、安心を守ることを第一に、将来を見据え、議員活動にさらに精進して参ります。皆さまには変わらぬご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

12月議会補正予算一考

2019.12.26

アイコン

幸手市一般会計補正の主なもの

前回は、市民生活に関係する条例についてお伝えしました。少し日にちが空いてしましましたが、今日は、12月一般会計補正予算についてまとめます。

❶歳入
□国の「森林環境譲与税」2033千円交付。基金に積み立て。
基金設置条例で触れた譲与税です。幸手市では今のところ使途はなく、そのまま基金に積みました。
□ふるさと納税寄附金 ▲500万円。
当初予算で見込んだ1000万円の目標達成を断念し、ふるさと納税の収入を半分に減額補正。返礼品の内容が寄附の決め手となっているふるさと納税。幸手市ではここ数年、収入が下降傾向にありました。今年度から、ふるさと納税ポータルサイトに運営を委託しているものの、実績は500万円を下回る予想です。因みに、幸手市民の他の自治体への寄附状況はどうなっているか。
平成30年の実績を調べてみました。平成30年、幸手市民が他の自治体に寄附した額は、ジャカジャカジャカジャカ〜、なんと、89,358,000円でした。幸手市が税額控除で失った税額は39,494,000円。この収支を対比して、幸手市のふるさと納税は"負け状態"です。金額には拘りたくありませんが、然りとて、返礼品は地域の経済を潤し、寄附金は幸手市の貴重な財源です。このままでいいとは言えない。なかなか厳しい数字です。

❷支出
□清掃費の可燃性残さ運搬処分業務委託料 1155千円の増額。
もともと、当初予算では18,312千円を計上していた、幸手市の粗大ゴミの処理後に出るプラスチック製の破砕物の運搬費用です。本年4月からの処理費高騰の煽りで請負業者から単価見直しの要望あり。5、6月は単価見直しに応じなかったが、国際情勢(廃プラの引取り先であった中国・ベトナム・マレーシアなどが国内処理にシフトし、輸出が厳しい)を調査し、仕方なく処理費の増額を認めたそうです。ゴミの処理は市民サービスの際たるものです。遠い異国に持って行けば目にすることもない廃棄物ですが、その処理には多額の経費がかかっています。
今後、アジアの国々への輸出はますます困難が予想されます。私たちに出来ることは"減量"しかありません。改めて。幸手市のゴミ処理についてみてみますと、幸手市は今、生ゴミなどの可燃物は杉戸環境センターに持ち込んで消却処分しています。ごみ処理は幸手市では市民満足度の高い事業ですが、しかし、その杉戸環境センターは今後、数年で老朽化のため使えなくなる可能性も示唆されています。大切な生活インフラ。今後も欠かすことのできない生活インフラですが、焼却や廃棄には多額の費用がかかっているとともに、今後は新たな焼却施設を探す必要があるのです。今日は、補正予算の中から国際情勢の波に洗われる残さ処理費の実態をお知らせしました。今後とも、ゴミの減量にご協力願います。

12月議会 条例に関する主な議案

2019.12.21

アイコン

身近な条例制定・改正

12月議会が19日に閉会しました。今議会の議案は多くはありませんでしたが、私たちの生活に身近な条例がいくつか制定、改正されておりますのでお知らせしします。

❶幸手市森林環境譲与税基金設置条例
国の森林環境税が今年度から創設されたのに伴い、国から譲与される森林環境税を財源とする基金を設置するものです。そもそも森林環境税はパリ協定に由来し、地球温暖化防止や国土保全のために、森林を整備・管理する財源として創設。 国民1人1000円を2020年度以降(令和2年度)国が個人の住民税に上乗せして徴収し、私有林の面積や林業従事者数などに応じて市町村や都道府県に配分する目的税です。納税者にはこれから毎年、1000円(県税500円・市税500円)の納税が課せられます。私有林のない幸手市におけるこの基金の使途としては、直接森林を守ったり二酸化炭素の排出を抑制したりという事業は発生しませんが、水源など他多機能な恩恵を受けている森林の資源(木材)を公共施設に利用する、普及啓発、内装の木質化、木製机・椅子等木製備品の使用するなどの経費に充当することが考えられます。
昨日深夜のテレビで世界各地の森林大火災を特集していました。森林大火災を起こす森は保水力を失っており、火災の発生はどの大陸でも起きています。また、最近の台風の大型化などを見ても地球温暖化の抑制は待ったなしです。私たちも持続可能な地球に想いを馳せ、生活を見直し、さらに地球を守る実際の行動につなげていくことが求められているということです。

❷幸手市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
これは、地方自治法改正に伴う特別職非常勤職員の任用要件の厳格化及び会計年度任用職員制度の新たな運用に伴い、これまでの特別職非常勤職員について職の整理をするものです。これまで特別職非常勤職員であった区長及び農家組合長などの職種が有償ボランティアに、また複数の職が会計年度任用職員に変更されるもので、特に、区長の有償ボランティアへの移行が、所管の総務常任委員会で大議論となりました。所定の委員会では収まらず、改めて区長制度について、議員全員協議会を開催し、説明を受ける機会がもたれました。条例改正案は可決されましたが、有償ボランティアなど、移行した職種等の運用面は後に改めて議論になりそうです。

❸幸手市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
❹幸手市長の給与等に関する条例の一部を改正する条例
❺幸手市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
最終日の追加議案です。人事院勧告を踏まえ、職員の給与の改定その他所要の改正、議員・市長等の期末手当の支給割合の改正をするものです。スト権等を持たない公務員に対し、毎年、この時期に人事院が民間給与と比較をし勧告します。今回は、55歳を超える職員は基本的に昇給はなし。若手優遇の処遇となっています。

以上3本の条例についてのお知らせでした。このほか、補正予算等については次の号以降お知らせいたします。

ページ移動