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6月議会一般質問

2025.05.29

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6月は以下の2点を質問します

いろいろ目まぐるしく動いている社会を反映して、幸手市でも様々な政策が動いています。そのような中、今回の一般質問では、中学校部活動地域移行、公共交通について以下の2項目を質問することにしました。

【6月議会 松田まさよ一般質問】
1.中学校部活の地域移行(展開)本格化に伴う豊かで安全・安心な放課後の在り方再構築の道筋・方針について

中学校の部活動については、私たち世代を含め、祖父母世代、親世代は恐らく、青春時代の甘酸っぱい思い出をお持ちの方も多いと思います。その部活動の姿がこれから数年をかけて大きく変化します。目的は、顧問の先生の負担軽減と、少子化による学校クラブ活動の存続問題の解決です。スポーツ庁や文化庁が地域移行を旗振り。最終的には学校の手を離れて地域の受け皿に委ねるとの方針を示しています。しかし、先行自治体からも運営上の様々なしかし同じ課題が浮き彫りとなっており、学校から地域に移行することの難しさが見えてきました。今は有識者会議も地域展開とトーンは後退気味です。子どもたちの放課後を今以上にどうやって有意義なものにするか。これまで学校部活動が担ってきた良き伝統を継承してもらえる地域団体をどう見つけてマッチングできるか。

実は私の他のまちに住む今年中学生になった孫も小学校卒業と同時に中学で部活動に入るのを本当に楽しみにしていました。幸手市においてもそんな子どもたちの期待を裏切ることなく、充実した中学部活動=放課後"を準備したいものです。幸手市はスポーツや文化団体などの地域資源が豊富です。
できるだけ多くの皆さんにご協力いただくために、学校部活動が学校教育として果たしてきた役割をまず整理して進めてほしい。単純にフェイドアウトさせるだけではなく、リ・デザインです。残念ながら、市のHPなども平成30年当時から更新が止まっており、質問では現在進行形の市の取り組みを一から確認することになりますが、子どもたちの豊かな放課後がデザインされるよう期待を込めて質問したいと思います。

2.令和6年度幸手市地域公共交通在り方検討会の検討結果報告について
幸手市の公共交通は循環バスーデマンドバスー循環バスとの変遷を経て、今の契約が令和9年1月に更新されます。時期公共交通をどのように設置していくか。今年はその計画を詰めていくことになっています。それに先立ち、昨年度は市民の方による在り方検討会でいろいろな課題が議論されました。その検討結果が今年3月にまとめられました。
これまでと同じ課題を浮き彫りにし、いろいろ斬新な提案も含めた報告書です。ただ、現実に提案を進めるには高いハードルはありますが、私としては是非とも実現してほしい提案もたくさん記されています。課題をどう乗り越えるか。住民の皆さんも要望するからにはご利用者でもあっていただかねばなりません。こちらもリ・デザインがキーワードです。
どんな公共交通網が市内を網羅するのか。期待を込めて質問したいと思っています。

6月議会開会会期と主な議案

2025.05.29
6議会が近づいて来ました

5月21日、一般質問締め切り、5月26日、議員全員協議会と進んでいます。まずは会期日程をお知らせします。

【令和7年第2回幸手市議会定例会】会議日程案
6月2日(月) 開会
6月3日(火)〜5日(木) 一般質問
6月11日(水) 議案に対する質疑
6月12日(木) 総務常任委員会
6月13日(金) 文教厚生常任委員会
6月16日(月) 建設経済常任委員会
6月20日(金) 閉会
開会日は議会内役職選挙等もあり。

主な議案は、初日採決の先決処分の承認・報告、各種条例改正、令和7年度補正予算など。
条例改正については、国の地方税法等の改正に伴う改正です。国民健康保険税については、5割軽減・2割軽減の軽減判定所得額が広がる方向で改正されます。
また、市職員の育児休業制度の拡充のための改正、市税では、19歳以上23歳未満の大学生年代の等にかかる新たな控除の追加、加熱式たばこの課税方式見直しなど。それぞれ対象となる諸要件がありますが、国会での税制議論が反映された地方税の改正です。

また、工事契約では、東中学校体育館の大規模改修工事の請負契約が契約の運びに。契約金額2億5300万円。屋根の防水改修や外壁劣化部塗装、アリーナ床張り替え、窓ガラスの断熱、バスケットゴールの交換などとともに、アリーナに空調機を設置する予定です。補正予算では、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の給付に係る歳入歳出、ウェルスさっての施設状況調査業務委託などが計上されています。また、インボイスに関係する請願も1件あり。

♥所属の常任委員会も変更になります。いろいろ勉強して臨みたいと思います。

明日夕方 19時 

2025.05.24

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幸手市立西中学校の校歌が テレビに!

昨日、教育委員会から以下の連絡がありました。

テレビ朝日「ナニコレ珍百景」で、西中学校の校歌が取り上げられます。
放送は以下の日程です。
【放送日】
令和7年5月25日(日)19:00~
【内容】
今回取り上げられるのは、西中学校の校歌です。西中学校の校歌は安積得也さんの作詞です。卒業生の方にはお馴染みですが、西中学校の校歌の歌詞は非常にスケールの大きな歌詞となっています。どのように取り上げられるのかは、ぜひ番組をご覧になってみてください。
なお、令和4年9月の西中学校学校だよりに西中学校校歌の歌詞が取り上げられています。こちらもご参考にご覧ください。

♥西中学校の校歌を作詞された安積得也さんは、戦前生まれで現在の桜田小学校の卒業生と聞いています。また、西中学校は私の子どもたちの母校でもあり、校歌の素晴らしさ、奥深さ、スケールの大きさは当時より感じていました。どのように取り上げられるか私も楽しみです。

♥♥実は昨日、西中学校関係者とお話しする機会があり、テレビ放映があるとお聞きしていました。子どもたちが誇りを持てるような扱いとするよう取材クルーにお願いしたとのことでした。また、生徒さんによる合唱も撮影されたとか。行幸小学校、上高野小学校校区の方にも是非とご覧いただきたいです。

♥♥♥西中学校の校歌も素晴らしいのですが、実は近隣の幸手市立長倉小学校の校歌も素晴らしいんです。それもそのはず、何と、長倉小学校の校歌も安積得也さんの作詞だそうで。

♥♥♥♥美しい言葉に美しい魂は宿る。
卒業生の皆さんにはいつまでも美しい校歌を忘れずにいてくれますように。また、素晴らしい校歌がいつまでも歌い継がれますように✨♪✨

市政の動き②

2025.05.22

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広報さって4月号 市議会だよりさって5月号より

次は令和7年度予算についてです。

⭐️令和7年度当初予算
○一般会計歳入歳出予算額 192億9000万円
○特別会計歳入歳出予算額 147億2267万円

【補足】一般会計予算額は近年最高額となりました。
歳入構成の主なものは、
市税 70億4644万円
地方交付税 30億5000万円
国県からの補助金 44億8477万円
使用料・手数料・基金取崩し 19億7120万円
国県からの交付金 17億7510万円
市債 9億6520万円 など

歳出構成の主なものは、
民生費 79億4636万円
総務費 26億7464万円
衛生費 19億9517億円
教育費 19億5161万円
土木費 16億2681万円
公債費 13億4646万円 など

歳入では、昨年の国の地方財政計画を反映し、市税収入が伸びています。が、4月のアメリカトランプ関税発動の影響がどう出るか。注視が必要です。固定資産税は産業団地の進出企業さまの操業や新築住宅の増加などを要因とする増額見込みで計上されています。また、介護や福祉を含む民生費における国庫や県の負担分が多額の補助金や交付金という名目で歳入されています。
歳出は、3月議会の委員会審議で質疑が多かったシティプロモーション映画製作。市の40周年記念事業として、財源には県費とクラウドファンディング収入を予定。
また、令和7年度一般会計補正予算(第一号)では、国の「物価高騰対策重点支援臨時交付金」を財源に、「ハッピーエール券」第6弾の発行が事業化されています。コロナ禍対策から始まり、物価高騰など国の財源を活用して過去5回、エール券発行事業を支援して来ました。事業は商工会に委託しています。エール券は7月中に郵送される予定です。額面は1500円/人。8月から10月が利用期間です。お楽しみに!
皆さまには市内のお店利用で地域経済活性化にもご協力をお願いいたします。

市政の動きを総じて、庁舎整備や学校再編など、市の長年の懸案が木村市政になり動き出しています。また、農業関連でも新しい動きに対応。産業団地の拡張や道の駅考想、また、今年度は予算化されていませんが、ひばりヶ丘桜泉園の旧ごみ焼却炉の解体なども今後10年の中で実施される予定です。今回も基金取崩しが多額となりました。市の貯金がたいへん少なくなっています。中でも財政調整基金は標準残高を下回る状況で、今後も厳しい財政運営が続くと想定されますが、自治体の財政の健全性を測る将来負担比率、公債費負担比率などの指数は全て標準内に収まっており問題はありません。

♥幸手市の令和7年度の当初予算の概要を簡単にまとめてお知らせしました。議会だよりは私も編集委員として作成に参加しています。5月号も是非ご参考にされ、皆さまの市政理解にお役立てください。

♥♥市政報告会は申し込み不要です。開催日は3回予定されています。私もどこかの会場に出かけるつもりです。

市政について①

2025.05.22

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広報さって4月号より

市政の主な動き

⭐️ピカピカの1年生!入学おめでとう! 
【補足】可愛い一年生が入学しました。本当におめでとうございます。幸手市で義務教育をスタートする新一年生は250人。学校別では以下の通りです。(学校基本調査5/1より)
幸手小41人 権現堂川小9人 上高野小43人 吉田小10人 八代小6人 行幸小35人 長倉小53人 さかえ小8人 さくら小45人
因みに、幸手中133人 東中39人 西中159人 

⭐️令和7年度市政方針 令和7年度の主な施策より
教育・子育て関連
○市内放課後児童クラブに指定管理者制度を導入
○令和9年4月の学校再編に向け学校施設を整備
・上高野小、東中の体育館の改修と空調設備設置
・上高野小校舎の設備更新工事
・東中の校舎を増改築するための実施設計

【補足】放課後児童クラブについてはこれまでは保護者による運営を行って来ましたが、今年度からは民間に指定管理を委託します。また、学校再編については、前述のように少子化により複式学級となることが見込まれる学校については現在は市費教員の配置などで複式化を回避し万全を期して通常学級にて学校運営がなされていますが、令和9年4月からはさかえ小は上高野小に統合、権現堂川小 吉田小 八代小は東中学校とともに義務教育学校東小中学校としてリスタートします。現在、地域の方を含む準備委員会により準備が進められています。

公共施設整備関連
○幸手市庁舎整備基本計画を策定

【補足】昨年度、庁舎整備基本構想が策定されました。今後は7年度、8年度をかけて基本計画を策定します。基本構想では、新庁舎建替え候補地は現在の庁舎敷地内が有力とされています。庁舎整備は市のプロジェクトの中でも計画期間や経費においても重要かつ長大な事業です。基本計画策定に向け、市議会でも特別委員会を設置して、住民の皆さまの利便性や諸課題について議論していく予定です。

防災関連
○九都県市合同防災訓練を実施

【補足】埼玉県との共同で、県営権現堂公園2号公園(ハッピー公園)をメイン会場とした大規模な防災訓練が実施されます。一般の住民の方にも見学及び参加の機会があるように聞いています。開催は秋の予定です。

農業関連
○有機農業への転換や有機農業に継続的に取り組む生産者などを支援

【補足】幸手市はコメを中心とする安心安全な多数の農産物がが生産されています。中でもコメは昨年はカメムシ被害もあり作況は少し低い状況にあったと聞いていますが、今年の田植えも終わり、今年度の新米収穫が待たれるところです。コメの値段が下がるよう期待したいです。いろいろ問題のある中ですが、生産者はより安全安心で美味しい農産物の生産に頑張っています。また、幸手市の農業は、昨年、今年、地域おこし協力隊2名を受け入れ。アスカル近くで進行するJA全農さまのプロジェクト。上高野地区の農地整備(土地区画整理)などダイナミックなウェーブが。
ファイル 2096-1.jpeg ファイル 2096-2.jpeg また、新しい農法にチャレンジする生産者の方については先日お知らせいたしました通りです。慣れない新しい機械での田植えに少し苦戦されているようにも見えましたが、その後、植えたばかりはひ弱そうに見えていた苗も心配なく育っているようです(写真は5/17撮影)。農業は幸手市の基幹産業です。市域の半分以上が農地です。生産された新鮮野菜はさくらファームで購入できます。品質は他県からお買い物に来られる方も評価してくださる折り紙つき。皆さまには地産地消の消費者として地域農業をお支えいただければ幸いです。

その他施策
○道の駅総合複合施設の整備に向けた準備を実施
○次期地域公共交通の検討
○✨シティープロモーション映画を製作
○マイナンバーカードを利用しての窓口サービスの向上

【補足】惣新田幸手線バイパス周辺エリアへの道の駅整備に向け市場調査などを行うとてもに構想を策定します。地域公共交通については市循環バスの現行運行が令和8年12月に終了することから、昨年度は市民の皆さまによる在り方検討会が設置され、その会議のまとめが提出されました。今年はさらに次期公共交通について検討が深められる予定です。シティープロモーション映画は令和8年10月1日の市政施行40周年の記念事業として製作されます。市民の皆さまにもエキストラで出演いただくチャンスもあるとのこと。市政報告会でも説明があるかと思います✨
マイナンバーカードを利用した窓口サービスでは、各種証明書が取得できる「行政キオスク端末」を市役所1階ロビーに設置します。普及を兼ねて、証明書発行手数料は窓口受付より安価に設定されていますので、ご用の皆さまは是非ともご使用ください。

♥上記は市の施策の中のほんの一例ですが、水害対策や道路整備、幸手駅西口土地区画整理事業などこれまでの市の事業や課題をはじめ、新しいプロジェクトも含め、いろいろな施策がダイナミックに動いています。この他、市役所、教育、市議会などでDX化を推進するなど、時代に合わせた様々な施策も実施しています。詳しくは市ホームページでも閲覧できますが、報告会で是非とも直に市長や執行部の声でその"熱量"をお確かめください。

♥♥次号では予算についてお知らせします。

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