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6月は以下の2点を質問します
いろいろ目まぐるしく動いている社会を反映して、幸手市でも様々な政策が動いています。そのような中、今回の一般質問では、中学校部活動地域移行、公共交通について以下の2項目を質問することにしました。
【6月議会 松田まさよ一般質問】
1.中学校部活の地域移行(展開)本格化に伴う豊かで安全・安心な放課後の在り方再構築の道筋・方針について
中学校の部活動については、私たち世代を含め、祖父母世代、親世代は恐らく、青春時代の甘酸っぱい思い出をお持ちの方も多いと思います。その部活動の姿がこれから数年をかけて大きく変化します。目的は、顧問の先生の負担軽減と、少子化による学校クラブ活動の存続問題の解決です。スポーツ庁や文化庁が地域移行を旗振り。最終的には学校の手を離れて地域の受け皿に委ねるとの方針を示しています。しかし、先行自治体からも運営上の様々なしかし同じ課題が浮き彫りとなっており、学校から地域に移行することの難しさが見えてきました。今は有識者会議も地域展開とトーンは後退気味です。子どもたちの放課後を今以上にどうやって有意義なものにするか。これまで学校部活動が担ってきた良き伝統を継承してもらえる地域団体をどう見つけてマッチングできるか。
実は私の他のまちに住む今年中学生になった孫も小学校卒業と同時に中学で部活動に入るのを本当に楽しみにしていました。幸手市においてもそんな子どもたちの期待を裏切ることなく、充実した中学部活動=放課後"を準備したいものです。幸手市はスポーツや文化団体などの地域資源が豊富です。
できるだけ多くの皆さんにご協力いただくために、学校部活動が学校教育として果たしてきた役割をまず整理して進めてほしい。単純にフェイドアウトさせるだけではなく、リ・デザインです。残念ながら、市のHPなども平成30年当時から更新が止まっており、質問では現在進行形の市の取り組みを一から確認することになりますが、子どもたちの豊かな放課後がデザインされるよう期待を込めて質問したいと思います。
2.令和6年度幸手市地域公共交通在り方検討会の検討結果報告について
幸手市の公共交通は循環バスーデマンドバスー循環バスとの変遷を経て、今の契約が令和9年1月に更新されます。時期公共交通をどのように設置していくか。今年はその計画を詰めていくことになっています。それに先立ち、昨年度は市民の方による在り方検討会でいろいろな課題が議論されました。その検討結果が今年3月にまとめられました。
これまでと同じ課題を浮き彫りにし、いろいろ斬新な提案も含めた報告書です。ただ、現実に提案を進めるには高いハードルはありますが、私としては是非とも実現してほしい提案もたくさん記されています。課題をどう乗り越えるか。住民の皆さんも要望するからにはご利用者でもあっていただかねばなりません。こちらもリ・デザインがキーワードです。
どんな公共交通網が市内を網羅するのか。期待を込めて質問したいと思っています。