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予算要望詳細

2025.10.22

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前号続き 令和8年度予算要望 詳細

要望テーマ毎に取り組んで欲しい対策例を幾つか。予算配分だけでなく行政改革や将来に向けたステップとして日々の仕事で志向して欲しいことを含めて挙げています。

1.人口減少歯止め対策
・駅周辺・中心市街地活性化に向けた地域懇談会創設
・商工会との連携強化
・幸手市幸せ家族ウェルカム補助金対象年齢拡大
・公共交通の地域への説明
・公共交通を担う運営体の支援
・保育における「自由遊び」「教育」の充実
・駅前保育の需要調査
・市内小中学校の学区別小中一貫教育推進
・英語教育の充実
・アフタースクール講師の日課内派遣
・中学校、部活動の生徒目線での改革
・ハッピースマイル事業の対象年齢拡大(高校生)
・農業人材の定着支援
・さらなる新規参入支援・住宅斡旋
・産業団地、JAトレーニングセンター等従業者等に向けた寮・住宅斡旋
・I・Uターン者の働く場所創出(指定管理事業等拡大・民間活用)
※給食費無償化は財政をよく吟味して進めること

2.インフラ整備推進
・市庁舎はコンパクトに
・消防署、幸手保健所、図書館機能等の複合化検討
・本庁舎の危険な執務場所は一時別置検討
・本庁舎1階の避難訓練励行
・DX推進によるウェブ会議等への転換
・新庁舎整備は住民への遅滞なき説明報告を実施
・下水道本管の遅滞なき接続整備
・幸手駅西口土地区画整理の早期完了に向けた事業推進
・都市計画道路「杉戸・幸手・栗橋線」の西公民館からの南伸整備推進

3.未来投資
・市民が市を知る機会の増設
・観光資源の開発
・映画製作、市制施行40周年記念事業の成功
・中心市街地の用途にふさわしい土地利用の誘導・支援
・駅周辺の機能複合化強化
・観光協会の法人化支援

4.行財政改革
・専門性の高い人材の採用
・職員提案制度の効果的活用
・資格職の広域での人事交流
・会計年度任用職員の効果的な活用
・ふるさとハローワークとの連携
・超過勤務の制度見直し
・システマチックな引継ぎ様式の構築
・職員全員が「セールスマン」の理念、「営業感覚」の育成
・観光資源、公共施設施設の有効活用と民間投資の呼び込み

♥書けばズラズラとして見えますが、私の活動の底辺に流れるテーマであり考え方です。「松田はこんなことを考えながら活動しているのか」という方向性を感じていただければ有り難いです。

令和8年度予算要望

2025.10.18

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令和8年度予算要望書を市長に提出

来年度予算編成に向けた要望をまとめ、16日、市長に提出して来ました。
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毎年、9月議会が終わり、来年度の予算編成に着手されるタイミングで複数の会派や議員において、予算要望書が市長に提出されます。どんな要望をどのような様式で出されているのか、他の議員の要望内容は分かりませんが、私は以下の4つのテーマで15項目を要望。項目別に私が考える方策について市長、総合政策部長に直々に説明させていただきました。

【要望】
テーマ
1.人口減少歯止め対策
2.インフラ整備の遅滞なき整備
3.未来投資
4.行財政改革

人口減少対策は幸手市の未来に係る重要テーマです。中心市街地、農村地域、住宅団地などそれぞれの地域で課題は様々ですが、人口増加に必要な要素はやはり、雇用と住宅政策です。特に、農業や商業という幸手市の基幹産業の持続性と雇用、住宅対策は不可分です。また、今後はどのエリアにおいても空き家対策は不可避であり、産業団地や今後のJAトレーニングセンター、民間事業者の誘致では中古住宅のローテーションや社宅・寮の斡旋などを積極的に進めるよう要望しました。
合わせて、教育や保育の充実、公共交通の利便性向上、住宅地への冠水対策、今は40代までとする市外からの転入支援補助金をI・Uターンを含め対象年齢の引き上げ拡大の検討を要望しました。また、そのための地域の安定的な雇用創出は必須と訴えました。

インフラ整備では、下水道本管の香日向接続、幸手駅西口土地区画整理事業の遅滞なき整備とともに、市の循環道路として都市計画決定され30年以上が経過する都市計画道路「杉戸・幸手・栗橋線」の整備促進を訴えました。循環道路はまちの動脈です。久喜新道からの北伸ではなく、久喜新道に向けて南伸する方策をお願いしました。

未来投資は公共施設の有効活用、民間活力活用をベースに。特に老朽化した施設は取捨選択のあり方を間違えないよう吟味いただきたいと思います。

行財政改革は今後の新庁舎建設に向けたDX推進や漫然と現状維持としない行政事務の見直しを希望します。

♥最後に、以下のことを申し述べました。
物事は、やるか、やらないか、できるか、できないかの判断しかありません。何をやるのか、やらないのか。何ができるかできないか、これをしっかり選別し、市民と共有し、情報を公開し、幸手市を愛する、幸手市のために行動する市民との新しい協議、新しい関係性、コミュニティの仕組みの構築に全力で取り組んでいただくことを期待しています。職員諸氏の頑張りに大いに期待し、来年予算編成に本要望が多数反映されますようご高配をお願いいたします。

項目詳細は次号で。

全国都市問題会議@宇都宮市

2025.10.12

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全国市長会主催 全国都市問題会議に参加

のブログと日にちが前後しますが、先週の9、10日は宇都宮市で開催された上記研修会に議員有志と参加して来ました。

ファイル 2128-1.jpeg今年のお題は「成熟社会の都市のかたち〜コンパクトで持続可能なまちづくり〜」でした。1日目は宇都宮市長、高松市長などの報告のほか、2日目は各界パネリストによるパネルディスカッションを聴講。また、2日目は宇都宮市が誇る交通システム「ライトライン」にも乗車して来ました。宇都宮市は人口40万人規模の都市です。幸手市が同じことはできませんが、幸手市も令和9年1月からの公共交通(案)について検討を重ねている最中であり、佐藤宇都宮市長の熱い報告をお聞きし、いろいろな学びがありました。

♥全国市長会主催の同会議は毎年開催市を持ち回りで開催されています。今年は87回目。何と第1回は昭和2年という歴史ある会議です。戦前の昭和15年、戦中の昭和17年、19年にも開催され、戦後は昭和23年から再開されています。歴代のテーマには日本のまちづくりの抱える問題が垣間見える興味深いものです。どんな時代にもまちづくりの様々な問題が議論されて来たのですね。資料が残っているなら当時の議論を研究してみたいです。
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釣り場その後

2025.10.12

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10月11日より再開

釣り場アクシデントの後日談です。
予定通り11日より再開。物事にはアクシデントは付きものですが、迅速な対応で最小限の閉園で通常営業が再開されました。関係者の皆さまにはご苦労さまでした。

ファイル 2127-1.jpeg今日午前中、現地に行って来ました。いつも通り、遠来の沢山のお客さまが釣り糸を。先日来、池の北側のポンプはフル稼働で水質改善が図られているところです。

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市営釣り場休園

2025.10.08

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🐟の瀕死

しばらく振りの投稿となりました。皆さまにはご健勝でお過ごしでしょうか。9月議会が9月26日に終わり、いろいろご報告したいことがあるのですが、なぜか筆が進まず、書いたり消したりしているうちにいつの間にか秋の気配を感じる季節に。また、国政では高市早苗さんが自民党総裁に選ばれるなどいろいろな変化もありました。ご訪問くださる皆さまにはありがとうございます&本当に申し訳ありませんでした。

さて、久しぶりの投稿は市営釣り場が休園というあまり芳しくない話題から。昨日、私たち議員にも情報が提供され驚いたのですが、市営釣り場で酸欠により多数のヘラブナが瀕死状態となり、休園が余儀なくされているとのこと。
釣り場については私も何度も一般質問で取り上げて来ましたが、市営釣り場はそもそも農業排水を溜めるために造られた池の一部を釣り堀として活用しており、水循環のしにくい造りとなっています。そこに今夏の高温なども影響し、水中酸素濃度が低下したことが要因のようです。

昨日の夕方、現場に行ってみました。水面は死魚の片付けも終わり何も無かったかのように穏やかに見えますが、ボートが入りにくい蓮の間には数匹の死魚が水面に浮かんでいました。作業を終え帰宅される管理者がおられたので少し事情をお聞きし、労を労わせていただきました。
神扇釣り場は桟敷も広く大きな池で、どのような方策が取れるのか検討もつきませんが、水環境は釣り場の生命線です。老朽化で何でもやめてしまうのは簡単ですが、休日に例会や大会でたくさんのお客さまに親しまれた釣り場の復活に向け、担当職員にはよい解決策を模索して欲しいと願うばかりです。
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