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子どもとスマホと学力問題

2019.09.08

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*幸手市教育講演会 「スマホと脳を科学する〜スマホとの付き合い方〜」講師 川島隆太東北大学加齢医学研究所所長 @アスカル

昨日の午後はアスカルで、上記講演会がありました。ご案内を頂いていたので行ってきました。川島先生は知る人ぞ知る、幸手市とは縁薄からぬ先生です。脳トレでも有名ですね。

スマホと学力、脳との関係を科学的データを示してお話いただきました。ご存じの通り、スマホやゲームが子どもたちに与える最大の打撃は脳の発達へ影響です。これは実証されているそうです。

昨日は多くの中学生が参加。居心地悪そうな後ろ姿に、子どもたちが「ヤバイ」という気持ちになっているのがよくわかりました。子どもたちだって薄々、スマホやゲーム依存の良くないことはわかっているのです。でも良くないと分かっていても行動を変えることができない。指摘されても自分を御せる子どもはわずかでしょう。

なぜ、子どもたちは長時間スマホやゲームをしてしまうのか。何が子どもたちをスマホに向かわせるのかという、スマホを長時間使ってしまう子どもたちの生活環境や背景への寄り添いなくしてこの問題は解決しない。私はそう感じています。
私は9月議会の一般質問ではそんな方向で学力問題を取り上げました。幸手市の子どもたちの学力は、数字的には少しずつ向上していますが、しかし、教育委員会が課題としているのはやはりスマホ問題です。何でもスマホのせいにしてはいけませんが、やはり深刻です。

埼玉県の調査の中のアンケート
Q. 1日に3時間以上スマホゲーム、テレビゲームをしていますか
A.小学4年生27.1% 中学2年生30% 中学3年生34.5%

ゲームやスマホを毎日3時間以上やるという子どもたちの割合。小学5年生、6年生に比して小学4年生が多いという結果です。私は少なからず衝撃でした。小学4年生とは前年の3年生です。小学3年生がすでに毎日3時間もゲーム漬けになっている。外で元気に遊んでいて当然の年齢です。ショックではありませんか?学校の授業や下校時間との相関はどうか。幸手市の安全な遊び場の問題なのか。とても気になるところです。

教育委員会は「スマホ使用時間が増加すると家庭学習の時間がそれに伴い減少してしている。さらに家庭学習をしない児童生徒は学習の習熟の時間が少なく、平均正答率も低迷している。中学1年生から中学2年生にかけて家庭学習がおろそかになっている」としていますが、本当に家庭学習をしない子の平均正答率が例外なく低いのか。スマホやゲーム時間と学力に相関関係はあるのか。
私は子どもたちの生活環境を細かにマトリックスにして、いろいろな因子を掛け合わせてさらに詳細な分析を試みるべきだと訴えています。

さて、毎日3時間以上ゲームやスマホをするという実態について。先程の割合を実数に置き換えるとさらに問題が見えます。幸手市において中学3年生のうち125人、中学2年生のうち105人、小学4年生のうち110人もの子どもたちがYesと答えている。決して少くない数です。全国平均と比べてどうこう言う類ではありません。特に小学4年生いや3年生は外界のことに興味や関心を持つ年齢です。それが幸手市の110人も子どもたちが、どこの学校に分布するのかは分かりませんが、幼い頃からゲームやスマホにのめり込んでいる。他の経験をする時間が圧倒的に少ない。この現状認識に立てば問題の大きさは明らかです。さらに深く広い検証、分析を早急に進めていただきたい。

まず、調べたいのは学力とスマホゲームの長時間化と放課後の過ごし方パターンとの相関です。学校では、家庭に向け家庭学習や家読書を啓発していますが、子どもたちの放課後の過ごし方は 実に多様化しており、宿題(家庭学習)を子どもたちはどこでやっているのか。これを是非、チェックしていただきたい。そうすると自ずとなぜ、3時間もゲームやスマホをやってしまう環境が生まれるのかが見えてくるはず。総合的に検証することで幸手市のまちづくりの課題も見えてくるはず。
子どもたちの放課後の居場所は塾、自宅、学童、アフタースクールと千差万別であり、そのような環境因子も含め、学校は学校教育や家庭学習を通してその子が頑張るべきポイントを的確に助言すること。これこそ、これから求められる「個に応じた教育」の究極のあるべき姿ではないかと。子どもの個性以前、将来の夢を語るための素地そのものの育成です。

この改善連鎖を作動させる仕掛けは、学校教育の中にもまだ実践すべき領域ありだと私は考えます。これについては12月議会までに考察を深めたいと思います。

最後に。いろいろ述べてきましたが、スマホの脳への影響、脳の発達への影響を軽く見てはいけません。昨日の講演会は幸手市の学力の現状に危機感を持つ医師会の先生方も共催で実施されました。見えた問題には即対応です。今年度はまずは「3時間もネットに依存してしまう」小学4年生のチェックです。

働く親が増えています。学校教育と家庭の教育力は次元の違うもの。宿題は本来学校の範疇です。親に家庭学習の見届けをさせるには時代は過酷です。スマホは与える親に最大の責任があります。しかし、スマホやゲームの面白さに勝る教育を考えていくのは教育の仕事です。みんなが自分の役割を認識しながらお互いを補完しあって、子どもたちを守って行きましょう。

つい力が入ってしまい長文お許し下さい。子どもは未来からの預かりもの。未来を生き抜く力の修得は今の教育が担っているのです。どんな問題も、大人の正しい現状認識と先見と人間の変わらぬ本性への洞察力が日々試されています。

キズに塩 市民とかけ離れた認識露呈

2019.09.05

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副市長(職務代理) 「市長は円満に退職した」

これは昨日の一般質問で、広島平和記念式典派遣中の市長の行動に対する見解を聞く質問の一項目として、市長退任式を行った市の問題意識を問われた時の副市長の答弁です。

インターネット中継をご覧になっていた方もいらっしゃるでしょうか。その場面を私のメモ書きを頼りに要旨を再現すると、

Q.市長の退任式で花束まで贈ったと聞いている。さらに、公用車で辞職の挨拶回りをしたというが、どのような認識か。

A.市長は地方公務員法145条に法り8月21日付けで退職届を議長に提出。議会は臨時議会で決定し退職が認められた。
・引率中の酒が退職の要因。
・市民感情は良くないが法律で認められた退職
・功績もあった。退任式は勤務時間外に管理職を集め、花束は私のポケットマネーで用意した。
・市長の任期は24時まで。21日は秘書課職員が運転し、秘書課長が同行し、県庁、近隣各市町(加須・久喜・白岡・杉戸・五霞など)・地元国会議員事務所・医師会各位・他を回った。任期途中で辞めるという「罰」を市長は受けているが失職ではない。市議会で決定した。「円満に退職した」。

このような答弁でした。この認識には市長不信任決議提出を模索した議員から「市議会のせいにされては困る。(なぜこうなったか考えろ)」との怒りの声も。

今回の事件については、私も一昨日の一般質問で取り上げ、子どもたちの安全に関するリスク管理の欠如と「決済者」の責任を問いました。その中で、副市長からは、
・秘書課長と担当職員には「顛末書」を提出させた
・これから分限懲戒委員会で処分を検討する
との問弁があり。私は「この問題は末端の職員を処分するだけの問題ではない。分限懲戒委員会を構成する部長級管理職のリスクマネジメント欠如も問われている。きちんと対応し信頼回復を図っていただきたい」と指摘をしたばかり。

さらに、実は2泊3日の行程で両夜とも市長、職員2名はホテルを離れ、居酒屋に繰り出していたことも判明。子どもたちの引率者としての責任に対する認識の甘さが露呈しています。
さらに、市長の辞任挨拶回りに、顛末書を提出させざるを得ないような立場の職員を同行させていた感覚にも呆れます。幸手市は表面的にはいざ知らず、根本的には何も改心していないのではないか。そんな感想を強く持ちました。

市はすでに広島市に「詫び状」を送付したとのこと。上記のような認識で出された詫び状で誠意は伝わるのか。言葉ではなんとでも言える。そんな後味を残す副市長発言。副市長の言葉が職員全員の意識かどうかは分かりません。しかし、今、副市長として、職務代理者として幸手市行政のトップを預かる人の発言は重い。
市長の行為で傷ついた幸手市の名前にさらに塩を塗るような、これが幸手市の実態。信頼回復はやはり次の市長に託すしかないのか。

質問者に促され、その言葉は訂正されましたが、売り言葉に買い言葉的な冷静さを欠く論争と、敢えてその言葉を発した副市長に対し、私は副市長の議会に対する「挑戦か」との感想を抱きました。そこまでして一体何を守ろうとしているのか。
そして、「訂正したほうがいいんじゃないですか」「訂正いたします」との論争の挙句、どのような言葉に訂正するのかの発言なく(私のメモにない)、訂正は許可されました。しかし、代替となる認識を表す言葉が不明なまま削除には至らなかったこの言葉、この認識は議会議事録に未来永劫残ることに。幸手市の大きな汚点として。本当に残念です。

さて、副市長に「円満な退職」と言わしめた法律論。例えば、退職金の問題では私も市長が失職していない以上、法治国家の法律は重く、出さないということはできないということをお伝えしてきました。しかし、法律をかさにきて、「議会が決定した」「円満な退職だ」というのは認め難い認識であり、職員にもいろいろな感情はあるでしょうが、敢えて市民感情を逆なでるような言葉は少なくとも口にする必要はなく、必要な言葉でもなかったのでは。副市長にこのような発言をさせている背景に何があるのか。市民はその背景にこそ目を向けなければなりません。

市民にとって今回の事件から見るべき問題は2つです。一つは、子どもたちの安全に無頓着なリスク管理の欠如。そして、市長の行動で幸手市の信頼、名前が貶められたという点です。「功績もあった」確かにそういうこともあったでしょう。しかし、最後は幸手市の名前を貶めるという幸手市にとって不利益な行動で辞任されたのです。そのことは肝に銘じていただきたい。そう思います。

今日は一般質問最終日。一週間ほど後にインターネット録画中継が始まると思います。もう一度細部を確認いたしますが、皆様にまずはご一報をお伝えしました。私の質問の総括は後日。

日本人だなあ

2019.08.31

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季節は移ろい ツクツクボウシ鳴く

今、庭からツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきました。ツクツクボウシの声が聞こえると秋は近い。

セミで鳴き声ということはありませんが、でもセミは鳴くと形容しますね。セミといえば、
静けさや岩にしみ入る蝉の声 芭蕉

誰でも一度は聞いたことのある俳句です。日本人は古来自然を大切にし、自然を感じながら生活してきました。世界中の誰もがセミやスズムシ、コウロギなどの虫の声が聞こえるわけではないようです。虫の声を聞き分けられるのは聞き分けることが楽しいからです。四季折々があり、その移ろいや風情を楽しむ中で研ぎ澄まされてきた感覚です。

いろいろ考えゴトが煮詰まってくると考え事から逃避したくなっちゃいますね。今日、ツクツクボウシの声を聞きながら、私も一度リセットです。静かに耳を澄ませてみると、扇風機の音に混じって小さな虫の音、鳥のさえずりなどが聞こえます。ほっと心が和みまます。世の中は慌ただしく、目まぐるしくあるからこそ、ほんの一瞬でも自分の中の五感と戯れて一息つこうではありませんか。
そうそう、こんな歌もありましたね。

🎵🎵 あれ松虫が 鳴いている
ちんちろ ちんちろ ちんちろりん
あれ鈴虫も 鳴き出した
りんりんりんりん りいんりん
秋の夜長を 鳴き通す
ああおもしろい 虫のこえ

きりきりきりきり こおろぎや(きりぎりす)
がちゃがちゃ がちゃがちゃ くつわ虫
あとから馬おい おいついて
ちょんちょんちょんちょん すいっちょん
秋の夜長を 鳴き通す
ああおもしろい 虫のこえ 🎵🎵

♥よかったら口ずさんでみてください。秋はすぐそこに🍂🍁🌾

女性の尊厳を守ろう

2019.08.30

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避難所性被害の闇

最近、一般質問の調査や質問要旨の整理などに追われ、さらにテレビの不調から、時事に疎くなっていましたが、今日見たネット報道に九州の豪雨で順天堂病院が孤立していたというニュースが。やはり最近の気象の動きはこれまでにない異常さで日本列島を襲撃しています。まだ、中国地方や九州では警戒を続けなければならない状況のようですが、くれぐれもお気をつけて行動をされますよう。

さて、そのニュースのしたに、こんなニュースが載っていました。「避難所での性被害の闇」。東日本大震災でも、熊本豪雨の時も、避難所において、性被害や盗撮などが起きていたということ。
ある被害では、ボランティアに来た少年が蛮行を行ったということです。

災害の時に助け合っている姿や、配給を順序良く並んで受け取る品行方正な方々が報じられる一方で、このような事件は表に出ることは少なく、このようなことが、警察や自衛隊が警備していても防ぎきれないと。同じ女性として何とも口惜し事件です。避難所を差配、指揮する方にはこのようなことにも十分配慮し、居場所の確保をお願いしたいと思います。

高齢者などの支援が優先されるのは仕方ないことですが、女の子や女性、赤ちゃんを連れたお母さんなどへの配慮は、どんな混乱時にも後回しにならないよう、並列で進められるべきことです。避難所では女性のリーダーが必要ですね。

災害現場では男性に任せることも多いですが、女性もしっかりと役割が果たせるよう普段から訓練して参りましょう。幸手市では10月12日、幸手小学校において毎年恒例の地域の防災訓練が行われます。

市長の退職金

2019.08.26

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法律のカベ

全協終了後、控え室にいたS議員と、市長が辞職したことで9月議会が遅滞なく始まってよかったという話をしていました。S議員は今回、市長に不信任決議を出そうとした有志議員の一人です。その話しの流れで市長の退職金が話題に。

改めてS議員が庶務課に確認されたところ、やはり、退職金支給の失格要件はハードルが高く、禁固刑などに処される、失職するということがないと支払いを停める術はないようです(地方公務員法第16条)。

市長には任期を終える度に退職金が支払われることから、二期目の市長には一期分の退職金はすでに支払われています。二期目の退職金は今、45ヶ月分を共済組合に請求する手続き中とのこと。仮にも、支払いをした後、禁錮刑に処される結果となった場合(多分今の状況ではあり得ない)は組合から市長に対して返還請求をすることになるようです。

市民の皆さまには合点納得の行かないことと思います。しかし、これが法治国家であり、権利の守られ方なんですね。今後の市長の身がどうなるかは分かりませんし、私人となった市長に議会はこれ以上のアタックはできません。

♥理解できない方は多いと思いますが、今のところの情報です。

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