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つ、ついに

2018.01.05

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新年早々、ついに人口が52000人を割る!

 広報さって1月号、幸手市のHPより。

 ついに、幸手市の人口が52000人を割りました。1月1日現在の幸手市の人口は51939人(前月比▲36人)。近隣の白岡市は12月1日現在で52504人(前月比+35人)。久喜市は12月1日現在154055人(前月比▲24人)ということ。規模しい数字です。幸手市の人口減少は何が問題か。現状分析と施策の実行あるのみです。
 以前にも書いたように人口減少は無用に恐れる必要はありませんが、さりとて、時代の変化や諸般の事情は待ったなしであり、幸手市にゆったりと構える余裕はありません。如何に有効な施策を矢継ぎ早に打ち出せるか。私は、頑張るにしても何かをやるにしても、とにかく、今後2年が勝負ではないかと感じています。座して「ゆでガエル」になるわけにはいきませんよ。

 少子高齢化はもとより、基幹産業の農業や商業のこれから、住宅余りの時代の住宅政策、コンパクトシティへの取り組み、医療・介護、治水対策、そして、大金をかけて建設する幸手駅の有効活用などなど。やらなければならないことは山積みです。1つ1つ着実に。全力で進むしか道はなし。

 

本年もよろしくお願いいたします

2018.01.04

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新年あけましておめでとうございます

 新しい年が明けました。皆さまにはいかがお過ごしでいらっしゃいますか。今日からまたブログを再開いたします。本年もこのブログを通して幸手市のこと、自分の活動始め、社会の様々なことについて皆さまと考えていきたいと思っています。皆さまにはお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 さて、今年は年始のお休みが3日しかなく、帰省や旅行も忙しかったのでは。今日が仕事始めという方、また、年末年始も休まずお仕事をされた皆さまには本当にご苦労様です。

 私も年末年始は交通機関を利用したり、家族がお世話になっている介護施設でも多くの方が勤務してくださっているのをみる機会がありました。24時間、私たちが安心して暮らせるのも多くの方々のお蔭です。今年も年始は感謝から。そして、この一年、様々なことに感謝の気持ちを持って過ごしていきたいと思います。

 そして本年、年女の私。戌年の60歳です。昔の60歳と言えばもっと円熟されていたのではないかと思いますが、人生100年の時代。後40年をどう生きるか。なかなかまだまだ”円熟とは”ほど遠い私ではありますが、しかし、できるかぎり偏りのない判断のできる人間となれますよう日々、頑張ります(笑)。

 皆さまには本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

少しは早めですが

2017.12.27

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今年も大変お世話になりました

 いよいよ明日はご用納めです。皆さまには今年も本当にお世話になりました。社会・時代はめまぐるしく変化していますが、最後の最後は人と人のつながりでこの世の中は成り立っている。そんなことに思いをいたし、来るべき新年も精一杯頑張りたいと思います。
 さて、今日からは大掃除やおせち料理に頑張らなくちゃ。そんなことで、このブログは少々早いのですが、この号で今年最後の更新といたします。また、新年に。

 皆さまには良いお年をお迎えください。

年末も押し迫り

2017.12.26

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人のつながりの大切さ

 いよいよ暮れも押し迫ってまいりました。毎日寒い日が続いていますが皆さまには年末の大掃除等お忙しいことと存じます。

 私は未だお掃除に着手できないまま、昨日は私が議員となっている「利根斎場組合」の議会に出かけました。利根斎場というより皆さまには「メモリアル利根」という方が分かりやすいでしょうか。メモリアル利根は加須市、久喜市、幸手市、宮代町の3市1町が組合方式で運営しています。私はその組合議員として開催される議会に出席をしています。昨日はその議会の最終日で、議案はすべて可決。滞りなく閉会となりました。

 いつもならその後は三々五々と帰路に就くのですが、昨日は宮代町の議員さんと少し情報交換をする機会を得まして、有意義な一時を過ごすことができました。

 宮代町は今、「農のある町」を標榜し、農業政策に力を入れる中で、人口がわずかながらも増加している町です。また、最近町長選があり3期目を目指した首長が落選。新しい町長さんに代わったという状況にあります。
 お話によると、これまで2期、ずいぶん頑張って来られた前町長さんが新人に敗れたということ。随分実績がおありなようなのに…、人心にアピールするのはなかなか難しいものですね。そして新町長は町の職員だった方ということで、内部事情を知った町長さんがどのような町政運営をされていくのか。その町議さんはこれまでの町長の路線を継承してほしいとの立場から今後の展開を注視しているということでありました。

 また、宮代町は小さな町だからこそ、目指すのは「コンパクトシティ」だと明快におっしゃっていました。宮代町は皆さまご承知のように、幸手市よりも小さな町ながら、町内には3つの駅(東武動物公園・姫宮・和戸)があり、ニュータウン開発等で新住民が多いということです。そして、幸手市同様、その新住民が高齢化を迎えている。そのような中で「小さくてもキラリと光るまちを作る」という熱意が実は今、若い人を惹きつけています。
 皆さまは宮代町立笠原小学校をご存知ですか?竜宮城のようなユニークな建物は昔の名物町長が発案者で、宮代の50年先を見越して作られた遺産だとおっしゃっていました。今、その笠原小学校の教育に共感する若い世帯の移住が増えているというのです。そして、農業だけではなく、今、東武動物公園駅では東武鉄道に伍して開発を進めているという。ちなみに、いろいろな条件はあるでしょうが、宮代町にある東武鉄道駅には東武鉄道の投資が結構あったということ。幸手市の駅舎整備28億4500万円に対する6000万円の比ではない金額です。このような交渉はすべて「首長の熱意次第だ」と町議さん。 
 この町議さんは4期を務めるベテランで、柔らかなお話しぶりから懐の深さを感じました。前回のブログで他のまちとの広域的な連携が必要であると書いた私でしたが、昨日は改めてわがまちを客観視でき、新たな視点をいただけてよかったです。次の一歩を考えるよい機会となりました。

 さて、あと数日で新しい年が始まります。私も心機一転。お正月にはこれまでのいろいろなことを反芻しながら、新年の計を立てたいと思います。

と言っても、実は実は、まだ大掃除が全く手についていませ~ん(汗)。雑然と書類に埋もれて、今はまだパソコンに向かって残務整理をしている訳ですが、本当に暮れも押し迫り、いよいよお掃除をしない言い訳ができないギリギリにまで追い込まれてきましたよ(笑)。こればっかりは自分がやらなければ始まらないし終わりませんね。
 このブログを書いたら、少しは片づけをやりましょう。頑張らなくちゃ。
 

来年度国家予算 議論一考

2017.12.24

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日本はまず、「東京一極集中」の是正が最優先

 22日に閣議決定された来年度予算案について新聞各紙が取り上げています。今日は毎日新聞の6面から。ちょっと焦りを感じながらの投稿です。

 毎日新聞の6面、ト書きにこのような記述がありました。
 「22日閣議決定した2018年度予算案に対し、市場関係者からは「生産性革命」などの成長戦略に一定の評価の声がある一方、財政健全化の取り組みには厳しい見方が目立った。目玉政策の子育て支援策についても、待機児童解消など優先度の高い政策への重点化を求める声が相次いだ」
 そして、日本総研の研究員のコメント。幼児教育の段階的無償化が盛り込まれた点について「待機児童解消の方が緊急度が高い。有識者会議で子育て支援の全体像を作り、優先順位を決めて実行すべきだ」と。

 「ちゃうやろ」と私は思うのです。問題を感じるのは待機児童解消が緊急度が高いという発想です。解消という言葉の含みは不明ですが、確かに子どもを預けられずに困っている人に対する対処は必要でしょう。しかし、考えていただきたい。待機児童問題は日本全体で起きているのか。今、待機児童で問題を抱えているのは日本のどんな地域なのか。少なくともわが幸手市では定員を巡る大きな混乱はないと聞いています。待機児童問題は都市部の問題というべきで、地方の人口減少を食い止めることなく大都市や一部都市部に集まった若い人への政策は「対処療法」ではあれ、根本的治療にあらず。反対に、その是正こそ、日本の抱える問題の最最優先=根本的対策ではないかと思うのです。

 地方6団体なども政府に陳情等行っておられますが、市町村長会などはもっと東京一極集中の是正を訴えてもいいのでは。まちの存亡がかかっているのですから。私も座していられないという気持ちが逸ります。
 海岸線が長く、国土の多くが森林や田舎という日本では、田中角栄氏のころまでいかなくても常に「国土の均衡ある発展」は重要課題です。地方の疲弊をまず是正してほしい。なぜ、東京に若者が集まるのか。私も以前から述べているように、東京の活力を奪おうというのではありませんが、地方が自立的な行政を行える最低限の是正はなされるべきです。

 このブログを見ている他の地方都市の議員の方々はどうお考えでしょう。連携して何かできることはないか。そんなことを話し合う場所ができたらいいなあという思いが湧いてきます。今回ご紹介した毎日新聞の記事、有識者の方々に地方の問題をどう理解していただけるか。問題を抱える側から問題や現状を発信していかなければ。

 まずは国会議員の先生方、そして、国政にかかわる有識者の皆さん、地方の現状を見てください。確かに、来年度から消費税の配分が地方有利に改善されるとのことですが、財源だけでできるものではありません。若者が安心して地方で暮らせる社会をいかに構築していけるか。日本海側の不審船問題然り。日本の隅々にまで人が住んでいることは国防上も大事なことです。しかも豊かに。

 せめて、東京から幸手市と同心円状にある地域の皆さん、私もまだまだ議員7年生ではひよっこで、何ができるのかもわかりませんが、しかし、なんらかの連携を模索していこうではありませんか。賛同していただける方がいらっしゃいましたら、このブログのメールにご意見をお寄せくださると幸いです。

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