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自治力 地域人・幸手人として

2018.08.19

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教育環境は大きな転換期に コミュニティ・スクールが変える教育

 一般質問の提出日が近づいています。改めて行政全般を見渡しながら、いろいろ情報収集をしていますが、私が今、私たちを取り巻く環境で変化が著しいと注視しているのが教育分野と農業分野です。今日はそのうち教育分野について思うことを記したいと思います。

 文科省が今、学校教育に取り入れようとしている「コミュニティ・スクール」という仕組みをご存知でしょうか。コミュニティ・スクールとは、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」に規定された「学校運営協議会制度」に基づき、「学校運営協議会」を設置している学校のことです。
 この「学校運営協議会」が従来の学校評議員制度と違うのは、「合議体=議決権を持つことで、地域住民や保護者が一定の権限と責任を持って、学校運営に参画する」システムであるということです。なんだか難しいですね。

 文科省の資料をみると、コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)は、学校と地域住民・保護者が力を合せて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」に転換するための仕組みで、この制度を導入することで、地域ならではの創意や工夫を活かした特色ある学校づくりを進めていくことができるとしています。んー、今までもやっていたことのようでもありますます分からない。
 私なりにこのポイントを整理してみると、地域の合議体である「学校運営協議会」に議決権を与え、ただのお手伝いだったり協力者としての地域ではなく、地域が一定の責任と権限を持って、地域に即した教育ができる環境を整える。ということと私は理解します。この前のブログでお話しした「自治力」に通じるものです。

 元々学校と地域の連携があり、あえて導入する必要な無いとの考えもあり、これまではなかなか導入が進まなかったところ、文科省の後押しで導入事例が増えているそうです。 

 現在、埼玉県下でも多くの自治体で取り組みが始まっています。各自治体が市の目指す方針をかかげて取り組んでいます。その一例が久喜市や秩父市などです。秩父市は幸手市と同様、少子高齢化が進行し、大きな不安を抱えていることから、これからの地域社会に求められるキーワードを「持続可能性」とし、地域コミュニティの一員としての意識を持った10年後、20年後を担う子どもたちの育成を目的に、「地域の中の学校」から「地域の未来を育成する学校」にシフトしていく。そのためにこの事業を推進するとしています。久喜市では、コミュティ・スクールを基盤として中学校を中心に校区小学校とともに9年間の小中一貫教育に取り組んでいます。
 それぞれ、地域の特性を踏まえ、十分な準備の上、この事業を推進していることがネット情報からも垣間見ることができます。

 さて、では幸手市はどうか。今年度予算で618千円(うち県費411千円)の予算が計上され、教育委員会の本年度事業でも「コミュニティ・スクール事業の推進」があげられていますが、市のHPにはその方針や計画が記されておらず、予算審議でもまったく説明も審議の対象にもされず。何を目指しているのか現状定かではありません。

 「幸手市はこの事業にどんなビジョンを以って取り組んでいくのか?」先日、担当課に少し調査をかけてみましたが、まだ、事業像が描けていない印象でした。先にも述べましたが、私はこの事業の持つ意味は大きいと感じます。日本の教育の転換期とともに、コミュニティの中心にある学校を支える地域にも大きな影響を与えるものであると思います。
 これまで「地域人・幸手人として活動する団体や個人、地域の担い手の育成」を唱えてきた私としては地域に埋もれた人材の登用も含め、そのシステム構築に万全を期すことはこれからの幸手市に不可欠とすら感じます。
 本件は9月議会一般質問項目の有力候補です。

まちづくりは自治力が勝負

2018.08.17

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様変わりする世相に負けないまちづくりに大事なことは

 お盆が過ぎると風が変わる。昔から云われてきた言葉ですが、今日は日差しは相変わらず強いものの少し凌ぎやすく感じますね。四季が巡る日本ではお盆が過ぎると一気に秋に向かいます。幸手市では今月下旬には稲刈りも始まります。酷暑もあともう少し。頑張りましょう。

 さて、お盆前にお話ししていたように、私も9月議会を目前に宿題を仕上げなければなりません。お盆中にネットを中心に収拾した情報を整理しながら、また、改めて考えた時、幸手市だけでなく、日本が、世界が新たな局面を迎えている中で、より一層求められているのは「自治力」ではないかと感じています。
 高度成長時代は「国土の均衡ある発展」が国是でした。その頃の幸手市は東京のベッドタウンとして発展してきました。しかし、今、求められているのは、その時に膨張したものを縮小若しくは身の丈に作り直す作業です。インフラなど住民生活のナショナルミニマムを堅持はもちろんながら、「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」の選択で市の特徴を押し出すことが求められている。これが地方創生です。新たな時代に私たちはどんな方向で住民サービスを提供していくのか。何を大切にしていくのか。
 今後は以前にもまして住民の納得なしにはまちづくりはできません。
 
 では改めて「自治力」は何かと考えた時、私は住民の皆さまの「参加力」ではないかと思うのです。なかなか意識や意欲はあっても機会がなければ自発的にとはいかないと思います。そんな方にいかにまちづくりに参加していただけるか。行政として、まちのシステムとしてどのような住民参加の機会を増やしていくのか。これこそ、ここ7年間で仕上げていかなければならない幸手市の課題ではないかと私は思うのです。
 そしてなぜ、7年か。幸手市の高齢化率や人口構成をみると、幸手市は今後7年間で大きく変化する要素があるのです。まだしばらくその変化に気付かない月日が流れるでしょうが、準備は必要です。

 そして、自治力を高め、住民参加をより進めていくために必要なのが皆さまに等身大の幸手市の姿を知る情報が届くことだと考え、私はこのブログや議会報告書、報告会を通して、市の課題などをできるだけ分かりやすく発信して参りたいと思っております。基本はセンセーショナルな話題や一方に偏った情報ではなく、等身大の市の姿を知っていただき、判断していただける情報を提供することです。そして、それらを通してお考えくださった皆さまのご意見をできる限り議員活動に反映していけるよう活動して参りたいと思っています。お盆が明けてすぐの更新ができず申し訳ございませんでしたが、私の考えにご理解を賜り、今後ともよろしくお付き合いの程お願いいたします。

なかなかコンスタントな情報提供ができていないのは恐縮至極でありますが、できる限りこまめな更新を目指してまいります。皆さまにはご知人等にもこのブログをご紹介いただければ幸いと存じます。重ねてよろしくお願いいたします。

お盆を前に

2018.08.11

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お盆が明ければ 9月議会の準備開始

 6月議会が終って、暑い暑いと言っている間にもう8月となり、23日には一般質問通告締切、27日には議案が配布されるなど9月議会が始まります。

 7月5日には「可燃ごみ処理の広域化に係る協議について」が、8月1日には「幸手市立吉田幼稚園の今後の対応等について」という通達が市長から全議員に配信されました。その説明も9月議会でなされるということ。ごみ処理広域化とは、現在の杉戸町環境センターの老朽化に対応することなく、久喜市と宮代町が進めているごみ処理施設の新炉建設の協議に参加を申し入れたというものです。吉田幼稚園については市がついに平成33年度末の「廃園」を決定したというものです。

 財政厳しき最中、さらに人口減少が止まらない中で、どのような判断をすべきなのか、説明のない今の段階で何も語ることはできませんが、なにはともあれ、幸手市の課題は何にしても「財政」です。

 庁舎の老朽化、水害対策、都市計画道路の整備、下水道の延伸などなど、やらめばならない大型事業の財政需要が山積の上に、新たな課題も目白押し。おカネがないからと必要な事業を先送りすることはできません。
 毎年のことながら、このブログはお盆の間はお休みをいただきますが、以上のようなことを宿題として、お盆の間、いろいろな情報収集を怠ることなく、9月議会に向けて準備していきたいと思います。

 また、お盆明けから更新をしてきたいと思っております。皆さまにはお体ご自愛の上、お過ごしくださいますよう。
 それでは、お盆明けに。

しらさぎ子ども祭り

2018.08.11

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香日向 祭りだワッショイ!

 どうなっているのかと思うほど暑い毎日が続いています。この暑さの中、本日は毎年恒例の香日向「しらさぎ子ども祭り」が開催されます。

 今年第6回目となる祭りです。香日向小学校が長倉小学校と統合した平成24年に地域の方が廃校を惜しみ、記念の山車を造ってくださったのが発端で、地域の有志の方たちによって引き継がれています。

 午後3時から旧香日向小学校グラウンドでイベントがあり、その後3時45分から山車が香日向の中を練り歩きます。子どもさんが減っている香日向地区ですが、お孫さんの参加も増えてきて、毎年たくさんの小さなお子さんたちが参加してくれています。途中で冷たいスイカの提供もあります。駄菓子のお土産もありますよ。

 近隣からの参加もOKのようです。暑い最中ですが、お時間のある方はご参加を。また、山車の巡行ルートの皆さまは是非、声援をよろしくお願いいたします。なお、お世話くださる皆さまには熱中症に十分お気を付け下さい。
 さて、私も少し覗いてくるかな。
 
 

台風一過 高齢化・老朽化の一幕

2018.08.04

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地域の”あのひと”が思い浮かびますか

 7月28日以来更新が滞り申し訳ございませんでした。実は、台風12号に背中を押されるように1日まで郷里(京都)の実家を訊ねておりました。今回はその時の出来事から。

 今回の台風は、幸手市においては降雨量も比較的多くなく過ぎ去ったと聞いてほっとしていますが、東から西に通りぬけるという異例の経路をたどり、奈良、京都、そして岡山や広島など西日本の広範囲に深い爪痕を残す結果となりました。大阪北部地震、西日本豪雨などに引き続いて被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 さて、台風12号では奈良、京都でも多くの地域で避難勧告が出ました。特に土砂災害などの危険がある地域です。実家付近でも28日から29日にかけてたいへんな雨が暴風と共に降りつけました。夜、一瞬電気が消えてヒヤッとするも、幸いすぐに復旧し停電は回避。しかし、台風一過、夜が明けて外に出てびっくりしたのは、実家の2階の屋根の破風を覆っていた板金が無残にはがれて、以下の写真の状態に。一部は風で飛ばされて庭に落ちていました。中の木の板が相当程度傷んでいたんですね。
ファイル 1075-1.jpg

 夜中に激しい雨音の中、トタンの打ち付ける音がするなあと思っていましたが、まさかこんなになっていたとは。地元の業者や親戚などにいろいろ電話をかけ、幸い、数ヶ月前に屋根の修理を依頼した工務店に連絡がつき、当日のうちに危ないトタンは取り外してもらえました。築50年以上の家ともなると見た目ではわからない傷みが進んでいます。
ファイル 1075-2.jpg 

 今回はたまたま私がいたことで何とか必要な処理ができましたが、高齢の母では対応できません。親戚や身内がそばにいない、ご近所に頼むにも限界はあるなど、様々な条件の中で生活している私たちが、このような問題に直面するケースは今後増えていくことが想定されます。 

 皆さまは「何かのときにはあの人に相談しよう」という方はいらっしゃいますか。身近な家族や親戚を頼れる方はよし。もし、地域に「あのひと」が思い浮かばないという方は是非、いろいろな機会に交流の場にお出かけになってお顔見知りを一人でも二人でも増やされますよう。

 もちろん、私も「あのひと」に加えていただければ幸いです。個人の限界、立場の限界はありますが全力対応して参ります。ご遠慮なくご連絡ください。
 

 

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