![]()
先号の続きです
4.高齢化が進むニュータウンへの対策について
(内容)実に衝撃的なデータを目にしました。一昨日19日のことです。参加された方もいらっしゃるでしょうか。実は県の組織の研究会有志チームによる研究発表が香日向でありました。その中で発表されたデータでは、埼玉県に約100ある昭和から平成にかけて作られたニュータウンのうち、香日向が「県内消滅可能性ニュータウン ワースト2位」との結果になったというのです。
子どもたちを「世界にはばたけ」と育てた地域としてこの結果は当然の帰結とも言えますが、しかし、東京のベッドタウンとして行政運営をしてきた幸手市も住民がこれから立ち向かう試練の解決に協働していく必要がある。そのアイディアはあるのかを問いたいと思います。
これからのまちづくりでは、住民がすべて行政に下駄を預けることではなく、行政のアイディアと住民の確固たる意志によってしか物事は解決しないのです。それは香日向も同じです。そして世間では、同じような問題を抱えた自治体、あるいは自治会や地域がすでに動き出しています。
十人十色の意見のベクトルを合わせることは生半可なおっつけ仕事ではできないことであり、症状は違えど同根の課題を持つ地域は幸手市にも散在しています。「やってます」的パフォーマンスの時期は終わっています。まず行政の、そして市長の覚悟を質問してみたいと思います。
5.水害対策の今後の推進について
(内容)このところ、ずーっと追いかけている問題です。ある種、ライフワーク化していて、最近の毎度毎度の一般質問通告に、職員から「一回飛ばしくらいで・・・」と言われるほど(笑)。この職員の意図は、そんなに毎回質問しても新しい材料が少ないことを心配してくれての発言と私は好意的に捉えていますが、しかし、財政的に余裕のない幸手市にあって、治水対策はかなり大がかりな事業となることは暗に想定される中で、できるだけコストと効果が一見できる環境を作って進めていくべきだと考えており、そういう意味での環境がまだ整っていないことについては執拗と言わようとも頑張って行くつもりです。私の主張は”ベースをつくろう”です。治水対策を俯瞰した計画をベースに事業をすすめようということです。基礎の無いところに家を建てようとしても建てられない。そこのところにまだ納得感がないのです。毎年の個々の事業もこのベースがあって効果が発揮できるのではないでしょうか。
6.広域行政の推進、広域的な連携強化について
(内容)幸手市が合併に揺れた時のことを覚えていらっしゃいますか。歴史にたらればはありませんが、あの時、どこかと合併していたらどうなっていたか。まあ、そのような不毛な問いかけはこっちにおいて、今は私は合併を目指す時期ではないと思います。少なくとも今の幸手市では有効な交渉ができるとは思えないし。そこで、私が問いたいのは「広域的な連携強化」です。いろいろなやり方はあるでしょう。国の地方創生交付金にも「広域連携」メニューがあります。一体、幸手市にはどんなアイディアがあるのかを質し、この項目については私の構想を提言したいと思っています。
さて、長きにわたってお読みいただきありがとうございました。これだけの量を私に与えられた質問時間45分でいかに配分するか。私がこれから苦闘するのは「そこ」です(笑)。多くの職員にも心配されるのです(笑笑)。できるだけ散漫にならないよう質問要旨をまとめていきます。皆さまには賛同できること、これはこうではないかなどのご意見がございましたら是非、メールでお寄せください。
♥さて、後2週間。頑張ります(また、家の片づけが遠のきました。家族よ、ゴメン 笑)