記事一覧

女性の尊厳を守ろう

2019.08.30

アイコン

避難所性被害の闇

最近、一般質問の調査や質問要旨の整理などに追われ、さらにテレビの不調から、時事に疎くなっていましたが、今日見たネット報道に九州の豪雨で順天堂病院が孤立していたというニュースが。やはり最近の気象の動きはこれまでにない異常さで日本列島を襲撃しています。まだ、中国地方や九州では警戒を続けなければならない状況のようですが、くれぐれもお気をつけて行動をされますよう。

さて、そのニュースのしたに、こんなニュースが載っていました。「避難所での性被害の闇」。東日本大震災でも、熊本豪雨の時も、避難所において、性被害や盗撮などが起きていたということ。
ある被害では、ボランティアに来た少年が蛮行を行ったということです。

災害の時に助け合っている姿や、配給を順序良く並んで受け取る品行方正な方々が報じられる一方で、このような事件は表に出ることは少なく、このようなことが、警察や自衛隊が警備していても防ぎきれないと。同じ女性として何とも口惜し事件です。避難所を差配、指揮する方にはこのようなことにも十分配慮し、居場所の確保をお願いしたいと思います。

高齢者などの支援が優先されるのは仕方ないことですが、女の子や女性、赤ちゃんを連れたお母さんなどへの配慮は、どんな混乱時にも後回しにならないよう、並列で進められるべきことです。避難所では女性のリーダーが必要ですね。

災害現場では男性に任せることも多いですが、女性もしっかりと役割が果たせるよう普段から訓練して参りましょう。幸手市では10月12日、幸手小学校において毎年恒例の地域の防災訓練が行われます。