法律のカベ
全協終了後、控え室にいたS議員と、市長が辞職したことで9月議会が遅滞なく始まってよかったという話をしていました。S議員は今回、市長に不信任決議を出そうとした有志議員の一人です。その話しの流れで市長の退職金が話題に。
改めてS議員が庶務課に確認されたところ、やはり、退職金支給の失格要件はハードルが高く、禁固刑などに処される、失職するということがないと支払いを停める術はないようです(地方公務員法第16条)。
市長には任期を終える度に退職金が支払われることから、二期目の市長には一期分の退職金はすでに支払われています。二期目の退職金は今、45ヶ月分を共済組合に請求する手続き中とのこと。仮にも、支払いをした後、禁錮刑に処される結果となった場合(多分今の状況ではあり得ない)は組合から市長に対して返還請求をすることになるようです。
市民の皆さまには合点納得の行かないことと思います。しかし、これが法治国家であり、権利の守られ方なんですね。今後の市長の身がどうなるかは分かりませんし、私人となった市長に議会はこれ以上のアタックはできません。
♥理解できない方は多いと思いますが、今のところの情報です。