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台風9号

2016.08.22

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ただ今、深夜1時45分 雨が強まってきました

 降り始めから200ミリという激しい雨を伴う台風11号が北海道に上陸。また、台風9号が追いかけるように八丈島近くから関東に向かっており、今、少し雨音が強まってきました。

 昨年の9月、幸手市に大きな水害をもたらした台風18号は「60年に1度」と言われ、降り始めからの総降雨量が304ミリ、時間当たりの最大降雨量は43ミリでした。台風18号が幸手市内に甚大な被害をもたらしたことを思い出せば、今回の台風の規模が窺えます。

 関東に上陸する台風9号がどのような規模となるか。八丈島では記録的短時間大雨警報が。また、関東でも明日は最大降雨量77ミリ、暴風、落雷にも注意が必要と今テレビが。皆さまには今後の台風情報にご留意ください。

 

財政支出を大幅削減した幸手駅舎・自由通路建設を

2016.08.20

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市政の現状 再確認

 しばらく更新ができず、ご容赦ください。お盆をはさみ、暑い日が続いていますが、皆さまにはお変わりございませんか。台風や集中豪雨など、秋に向けて雨情報が気になる季節となりますが、残暑はこれからも続きます。皆さまにはお体ご自愛くださいませ。

 さて、7月の終わりから現在にかけて、市民による「請願」「陳情」のための署名活動が推進されています。皆さまの中には、駅舎整備は現行のまま続行という方、また、見直しの署名をしたというさまざまなお考えの方がおられると思います。

 私は会派先進として議会では少数派の見直しを求める立場で、この市民運動を見守っています。この市民運動は、駅舎整備において予てより危惧されてきた国費の低配分(55%→26%)が2年連続となり、この事業を現行計画のママ推進することが幸手市の厳しい財政をより厳しくすることが明らかとなった今、計画を改めて見直し、できるだけ財政支出の少ない建設をしてほしいと市長や議長に求めるものです。
 駅舎を作るなというのではなく、目いっぱいこの事業に資金を注ぎ込む前に、今一度立ち止まって、事業内容を見直してほしいと訴えています。この趣旨は会派先進が訴えてきたことにも合致するものです。

 本工事が始まるまで、また、補正予算が上程される9月議会が見直しのタイムリミットという時限性があるなかで進められている活動です。今後、市民活動で集められた署名は9月議会に提出されます。「陳情」、「請願」と方法は違えど、内容は財政支出の少ない駅舎・自由通路整備を求めることにおいて同一です。会派先進は、市議会に提出するには1名以上の紹介議員が必要となる「請願」において、中村議員が紹介議員を受けることを決めました。提出された「請願」は、9月議会の建設経済常任委員会で審議を行うことになります。
 
 9月議会の日程は8月25日に提示されますので、このブログでもお知らせいたします。皆さまには是非、議会傍聴にお越しくださいますよう。

※訃報
 尚、超党派議員として活動をともにしていた巻島幸男議員が永眠されました。幸手市の財政や将来を憂い、特に東地区の水害対策や教育環境の整備を優先するためにも駅舎整備は縮減見直しをすべきと、病を押して活動をしようとしていた矢先の訃報に、愕然としています。末筆ながら、また、このような場で恐縮ですが、皆さまにご報告するとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

脅威! 埼玉高速鉄道沿線での住宅供給増

2016.08.13

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川口市、さいたま市で住宅供給大幅増 割安感と利便性 子育て世帯に的

幸手市にとって脅威以外のナニモノでもない記事です。日経新聞今日の朝刊より。

 住宅事業を手掛ける民間会社(越谷市)が、埼玉高速鉄道(SR)沿線での住宅供給を大幅に増やす。戸塚安行駅(川口市)近くで200戸の大型分譲マンションを販売、浦和美園駅(さいたま市緑区)周辺で戸建て分譲住宅を新たに関発。SR沿線は初めて家を購入する子育て世帯などの需要が高まっており、開発を加速させるというのですが。

 川口市による土地区画整理事業が進む戸塚安行駅周辺。販売されるマンション、2LDK~4LDKの中心価格帯は3500万~3800万円。2017年3月下旬に入居を開始する。同社の担当者は「SR沿線はJR京浜東北線と比べて同じ面積でも販売価格が約1千万円安い。首都圏で若い人でも手が届く数少ない沿線で、重要視している」と話していると。また、鳩ヶ谷駅(川口市)近くでも146戸のマンションを販売する。

 また、住宅開発が進む浦和美園駅周辺では都市再生機構(UR)が総事業費約63億円をかけて戸建て分譲住宅141戸を建築し、17年度に販売する。浦和美園地区では、さいたま市最大規模の土地区画整理事業「みそのウイングシティ」が進行。地区計画に基づき敷地面積150平方メートル以上の戸建て分譲住宅91戸が建設中。今年2月から段階的に販売し、売れ行きは上々という。

 浦和美園はSRの終点だが、東京メトロ南北線との相互直通運転で飯田橋まで39分、永田町まで45分。今後、住宅建築は上積みされる予定。川口市、さいたま市という東京に近い自治体でお手ごろ感のある住宅が供給されるというのは、東京から50キロ圏の幸手市としては脅威以外のナニモノでもありません。人口流出との戦いに、よほどの覚悟で臨まなければならにということです。駅舎に30億円をかけても住民が増える保証はありません。

 幸手市の場合、駅周辺の土地区画整理事業は、上記のような開発型ではなく、整備型とでもいうべき位置づけであり、区画整理事業によって、地域の安心・安全な住環境を再整備することが目的とされています。併せて、居住人口を現在より600人程度増やすとされている事業目標をいかに達成するか。
 まずは住民を増やすこと=鉄道の利用者を増やすことはこの事業の至上命題でもあるのです。同じ30億円をかけるなら、幸手市民の流出に歯止めをかける施策こそ優先させるべきなのです。
 幸手市以外の企業の持ち物である駅を「汚い」とか、お客様を「胸をはってお迎えできない」などと形容する人もおられますが、これは持ち主の東武鉄道に対してもまったく失礼な話です。

 駅舎建設で夢を語るのは自由ですが、今後のランニングコストを含め、市の大きな負担覚悟の計画なのですから、しっかりと市民の納得のいく説明をする機会を市は一度持つべきではありませんか。
 今展開している市民運動も、駅舎整備をやるなというのではなく、「財政負担の少ない駅舎・自由通路建設」を求め、「東西自由通行ができるようにしてこの通路と駅舎がよりよくつながることに限定して必要最小限の事業規模とすること」を求めています。それでもこの事業を「不退転で」というなら、市長は、税金を負担する市民を納得させる説明をなさるべきです。

 「最少の経費で最大の効果」をさらに強く追及していく時代です。少なくとも東京のベッドタウンの役割は東京から10キロ、20キロ圏内の自治体が担う時代となっているのです。子育てや福祉施策の充実に財政力のある、東京に近い自治体が大きく投資するなかで、幸手市はどんな街として生きていくのか。このビジョンをこそ、市長は示して民意に問うていただきたい。「あれもやります」「これもやります」の公約では済まない時代が到来しているです。

 市長には、30億円もかける事業を勇気をもって見直していただきたい。これ以上時期を逸せば、協定相手の東武鉄道にもご迷惑を掛けます。この事業を、選挙で問うたというのではなく、各地域を行脚して市民に直接説明されることを提案いたします。市長の英断を期待いたします。

アパートのサブリース問題

2016.08.11

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世間知らず狙った・・・by元営業マン

 「家賃は保証」などと誘われてアパート経営に乗り出した大家から、業者とのトラブルの訴えが相次いでいる。というニュースより

 08年秋のリーマン・ショック後は、大家らからの相談が頻発しているということ。社宅として多くの部屋を借り上げていた企業のリストラの影響などで、賃貸住宅管理業者が相次いで契約解除などに踏み切ったことなどによるそうですが、サブリースは資産運用の一環と、地方に有力な貸出先のない金融市場でだぶついた資金が回っている形だというのです。
 私も以前、リースの初めは社員を店子に仕立てて、その後店子を引き上げる=家賃は入らないのにローン返済、管理費を負わなければならない、というケースもあるやに聞いたことがありますね。

 賃貸住宅管理管理会社の元営業マン曰く、「世間知らずでプライドが高く、人に相談しない人」が狙い目だそうですよ。特にねらい目だったのは教員や医者、公務員らだということ。
 まとまった広さの土地が比較的多い埼玉や千葉などで集中的に営業。「相続対策」や「老後資金の確保」などのメリットを語り、契約の際は大家を本社に招き、役員らと一緒に食事をするなど最大限の歓待。「催眠商法」に近いものだったと。

 さて、さまざまな事情で「持ち家が資産から負債へ」と言われて久しくなりましたが、よくよく考えてみると、終いの住み家ならまだしも、資産として土地や建物を運用するというのは余程の知識が必要です。
 始めに資金調達した後は、家賃も管理もすべてやってもらって、ただ家賃収入で儲かるというのは、うますぎる話しです。業者は慈善事業ではありませんから利益は狙います。余程、眉に唾してしっかりと誠実な業者を見定め、さらに業者と互角の知識で手綱をさばく意識がなければ、業者に太刀打ちなどできません。

 以前、今は「契約の時代」だということを書きました。ケータイも介護も、その他、生活のあらゆる場面で「契約」という行為が求められ、印鑑を押した段階で立派な事業者として扱われるのですから。自分がしっかりしないと、思わぬトラブルに巻き込まれる機会も増えています。この件では国も規制を強化する方向のようですが、全国の業者の1割程度への対応以上は難しそうです。

 ヒトや事象を疑うことを忌避する方もいらっしゃいますが、いえいえ、まずは何事も疑う事から。そして、信頼に値するという確信を得れば信じればよいのです。これは決して卑しい行為ではありません。ここで一句、

 「狙うのは世間知らずのお人よし」 さらに一句、
 「眉に唾 うまい話にご用心」

 営業マンだってノルマがあるのです。世知辛いなどと言うなかれ。みんな必死に生きている。みなさん、自分を守るのは自分ですよ。人任せではなく。

一人メシ

2016.08.11

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ちょっと休憩

 今日もいろいろ外出することが多く、今やっと家に帰ってきました。最近は、家庭菜園をされている皆さまから元気の詰まったとれとれのお野菜を戴くことがあって、トマトやキューリ、その他、私の食生活、健康の源となっています。

 今、家庭菜園をされている方が増えていますね。反面、今までコメを始め農業を営んで来られた方たちの中に、後継者不足や高齢化、相続等様々な理由で耕作ができなくなってきている農地が増えているのも現実です。

 日本は法治国家でありますから、人の土地を勝手に使ったり耕すことはできませんが、このミスマッチな状況を放置すれば、この先増々同じ状況がいたるところに発生することは間違いありません。

 なんとか、農業ができなくなった人と菜園や農業など土に触れたいという人とのマッチングがうまくできないものか。

 今日は家人もおらず、いただいたトマトをほおばりながら、この問題の解決策を妄想する今日のお昼の”一人メシ”です。

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