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埼玉県全40市から見た幸手市のすがた

2015.03.31

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統計からみた埼玉県市町村のすがた2015 より

 先ほどのサクラの優雅さとは一変して。こんな統計を取り上げてみました。表記統計は、人口、産業、医療、福祉、環境、安全などの64の統計データを、県内における各市町村の位置(順位)を示しながら、市町村の特色を分かりやすくまとめた統計資料です。

 2014年度から始まったこの統計ですが、新たに2015年度版が出ていることを教えてくださる方がいて、その方が独自にいくつかの指標をセレクトして全市・前年度対比表を送ってきてくださいました(有難いことです)ので、いっしょに幸手市とはどのような「特色」のあるまちなのかみていきたいと思います。基本的な部分として人口に関する指標から。

           2015年   2014年    比較
1.総人口    52,715人 39位 53,239人  39位  △524人
2.年少人口の割合  11.1% 39位  11.1% 40位  △56人
3.生産年齢人口の割 62.2% 37位  63.7% 35位  △997人
4.老年人口の割合  26.7% 3位   25.2%  3位  701人増
5.1人当たり医療費312,339円 2位 307,555円 1位 4,784円増

 国は地方公共団体に対して「地方版総合戦略」「人口ビジョン」の策定を努力目標化しています。私は、これからの5年は地方創生=地域の活性化に本気で取り組む期間だと考えていますし、新年度は組織再編をし、地方創生に特化した部署を作って取り組んでいくよう提言してきました。しかし、残念ながら、そのような組織改編の動きはなく。大いに落胆しています。

 幸手市の「特徴」を語る前に、人口減少や高齢化への対応は最優先すべき市の最大の課題です。この課題への決着のつけ方で、幸手市の将来、そして幸手市の「特徴」が決定付けられるでしょう。
 ただし、以前にもお伝えしましたが、幸手市は決して「資源」のないまちではありません。アイディア次第でまだまだやれることはあるはずです。

 これから4月になると県議会選挙、市議会選挙が続きます。危機感を持つ市民の皆さまには、どのような議員に何を託すのか。しっかりと見極めて投票をいただきたいと存じます。
 民主主義は選挙、皆さまの1票で政治は決まります。必ず投票にお出かけくださいませ。よろしくお願いいたします。

サクラを愛でる

2015.03.31

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わが香日向のサクラ開花状況は「5分咲き」


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 ここ数日暖かな日が続いています。わが香日向地区の公園や大中落し脇のサクラが急に咲きだして。木によって満開から1分咲きまで様々ですが、全体では5分咲きという感じでしょうか。

 サクラが咲くと「春」の気分が一段と高まりますね。
ファイル 618-1.jpg 

駅舎の意匠への市民参加

2015.03.28

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もう一言、付け加えさせてください

 橋上駅舎と自由通路の整備については、私の考え方をご報告いたしました。しかし、私が、この議案審議と共に、どうしてもやらねばならないと考え、同時に要望し続けていたのが、「駅舎の意匠への市民参加」です。

 「駅舎の意匠への市民参加」とは。簡単にいうと、「駅舎のデザインを決めるのに市民のアイディアを募集してほしい」ということです。

 これまで市は「駅舎や駅前整備は”まちの顔”の整備」と言って来ました。ところがこれまでの事業の進め方の中で、一度たりと市民に市から問いかけられたものはなし。確かに、駅舎整備自体が市民に説明されない状況で、デザインを募集するという発想があったのか、なかったのか分かりませんが、とにかく「○○駅を模して一番安く仕上げる」という発想の中で、市民は”かやの外”に置かれていたことは間違いありません。

 駅舎整備は時期尚早との判断をしながらも、いずれ整備される駅舎なら、「駅舎の意匠への市民参加」はいずれ必ず必要になる、時期は今、と判断し、強力に働きかけを繰り返していました。

 その成果として、自由通路に関して、すでに「債務負担行為」で工事費の上限が定められたなかではありますが、せめて自由通路の「色彩」などいくらかのデザインに関して市民から公募することを事業課で取り上げてくれる運びとなりました。

 『広報さって』4月号に募集案内(どのような内容となるかは聞いていません。ちょっとお楽しみにしたい気持ちもあるので)が掲載されるようです。広報紙が配られましたらチェックしてみてください。
 50年、100年使う駅舎として、本当に市民に愛される、伝統と歴史を感じさせる風格ある駅舎となるよう、多くの皆さまにご応募いただきたくお願いいたします。

 

3月議会 決断が難しかった議案

2015.03.28

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市民に寄り添った事業か否かが考えの分かれ目でした

 3月20日のブログで、3月議会の議案に決断のしにくい議案があったことをお伝えしていました。これについては、本当に悩み、そして、今も議会報告書を書きながら、いろいろ反芻しています。議会報告書には多くのことは書けません。この場を使い、自分の思考の一端をご報告をしたいと思います。

 さて、その議案とは、「橋上駅舎及び自由通路整備事業」の工事費に上限額と工期を定める「債務負担行為」に関する議案でした。提出された議案は、

 期 間 平成27年度から平成31年度(5年間)
 負担額 幸手市 27億8500万円
     東武鉄道   6000万円   を定めるもので、

 同時に提出された東武鉄道との基本協定書を読む限りにおいて、東武鉄道の負担6000万円は駅舎整備で発生する廃棄物等の処理費用かと思われます。

 私が悩んだのは、「この事業の効果」です。自由通路は基本的に反対ではありません。駅舎橋上化もできればそれに越したことはないと思います。しかし、幸手市の財政力や人口減少、将来の人口構造などを考えると、議員が「イイネ!」と太鼓判を押せる状況なのか、将来負担が直撃するのは「市民」です。
 行政は「市民サービスに影響が出ないように努力」するでしょう。そして、今のサービスを切り捨てにはしないでしょうが(そんなことを目前にしたら住民は逃げ出します)、新しいサービスをしようとすると、「国の補助」を頼るしかなく、ますます「ナショナル・ミニマム」な行政しかできなくなる。そんな巡りが来るように思えてならないのです。
 これからの5年は「地方創生」が勝負という時期です。そして、補助金や交付金を頼る行政から脱却し、本当に将来の実りを考えた事業に着手しておかないと、国は今後、ない袖は振れません。そんな時代が来たら、幸手市はノック・アウトです。消滅可能性都市が現実にならないとも限らないという危機感を持つべきです。。

 そのようなことを考えると、今、西口整備において、駅舎を整備するのと、県道整備の着手も視野に区画整理事業を進めるのとでは、幸手市にとってどちらが価値があるのかということです。

 私は原点回帰。区画整理事業の加速が優先と判断しました。駅舎整備は「市民の30年来の悲願」という方もいます。「駅がきたなくて恥ずかしい」との声も。その反面、「あの駅舎がいいんだ」「まちの個性として活かすべき」との意見も。市民に対する情報提供や説明があまりにも不足しているから、市民の意見も集約しません。駅舎整備が悲願であると同時に、西口地区の安心・安全な住環境の整備、久喜新藤の整備も悲願。悩みました。

 しかし、県認可を受け、ご自宅の権利(財産)を市に預けて事業に協力してくださっている地権者の皆さまがおられる以上、20年という長期な事業を短縮することこそ優先。それが市の使命と判断したということです。

 併せて、この事業の進め方にもひと言言いたい。旧香日向小学校跡利利用でも内向きな行政手法に住民から大きなブーイングが出されたことは記憶に新しいのではないでしょうか。しかし、今回のような巨額な財源を投入する事業でもそれをまったく反省していないとの印象です。市民へのあまりの説明不足。「できる市長」は市民から大いに意見を出してもらって、住民の意見を集約していく力を持っています。それができるのは確固たる「公共」の概念があるからと推察します。そういう市長がいるまちが「住みよいまち」ランキングの上位にあることは間違いありません。

 しかし、議会の議決が可決となり、これから駅舎建設は着手されます。決まったことは決まったこと。完成をみた暁に最大限に活用していくしかありません。その点についてもしっかりと提言できるよう準備していきたいと思います。

駅舎に関するパブリック・コメントの公表

2015.03.25

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幸手駅橋上化及び自由通路の整備計画(素案)パブリック・コメント結果公表

 同僚議員から「駅舎のパブ・コメの結果が23日付けで市のHPに公表されているよ」と連絡を受けました。確認すると、このパブリック・コメントを含め、ほぼ同時期に行われた複数のパブリック・コメントの結果が20日、23日に集中してHPにアップされていました。

 この駅舎に関するパブリック・コメントは、平成26年11月26日~12月26日までの1か月間を意見募集期間として市民の皆さまからのご意見を募集していたものです。結果として、意見は6件寄せられていたようですが、公表までに3か月もかかるとは、少々が遅すぎですよね。
 コメントの内容では、”歴史のある”現在の駅舎をまちづくりの「個性」として残すべし。事業費規模を示さずにブリック・コメントを求めること自体”無効”との厳しいご意見も。
 
 ご関心のある方、パブ・コメを出してくださった方、是非市のHPをご覧になってみてください。私たちもこのようなパブリック・コメントの公表が議会が終ってからでは、議案審議の参考にもできません。市民の皆さまのご意見をもっと有効に活用するための対策が必要です。行政には内発的な改善をお願いしたいものです。

 

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