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3月議会の予定

2017.02.18

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2月20日より開会

 昨日は汗ばむような陽気で「春一番」が吹いたようですね。ようですね、と言いますのは、午後の外出の折りに、陽気は感じられてもそんなに強烈な風を感じなかったものですから。東京や埼玉でも一部地域が猛烈な風であったとテレビが。そして今日の日本列島はまた寒気の影響で寒くなるようです。どなたさまも体調管理にお気をつけて、また、昨夜は消防自動車のサイレンも聞こえておりました。火の元にも十分お気をつけてお過ごしください。
 春近し、頑張りましょう。

 さて、遅くなりましたが、3月議会の予定をご報告いたします。

【平成29年第1回幸手市議会定例会】会期日程

 2月20日    開会・議案説明
 2月21~23日 市政に対する一般質問
 3月 1日    議案に対する質疑
 3月2~3日   文教厚生常任委員会
 3月6~7日   総務常任委員会
 3月8~9日   建設経済常任委員会
 3月17日    採決・閉会
      ※すべての日程 午前10時より
      ※常任委員会は委員会室にて、それ以外は本会議場で

 1年度の計は予算にあり。来年度当初予算(年度始めに編成する予算)の総額は166.6億円です。工事が来年度となる行幸小学校大規模改修に係る経費約2.3億円が今年度の補正予算で計上されているので、実質的にはその費用も含めると169億円となり、予算規模では今年度の当初予算169.5円とほぼ同額予算での年度始まりとなります。
 駅舎整備事業や区画整理事業(駅前広場等)に、来年度は予定以上の経費が見込まれている中、来年度当初予算がどのような組み立てとなっているのか。市民の皆さまに納得いただける予算が議決できるよう審議に取り組んで参ります。
 お時間のございます方は是非傍聴にお出かけください。

3月議会一般質問

2017.02.11

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3月議会の一般質問通告

 去る2月9日は3月議会の一般質問通告締切日で、私も8番目の受付けにて提出してまいりました。

 3月議会は通常の議会より少し早目に始まります。2月13日に議案が配布され、会期は2月20日から3月17日までの予定です。一般質問が8番目の受付けでしたので、おそらく2月22日の午後(若しくは23日の午前?)の登壇であると思います。
 今回、私が取り上げるのは以下の5項目です。

1.計画的行政運営で実現する「幸手市住みたくなるような魅力あるまちづくり」について
 自治体には様々な計画があり、それぞれ成果指標が管理されて、市民生活が守られています。今回は、現在、幸手市のすべての施策を束ねる最上位計画「第5次幸手市総合計画」があと2年で計画期間満了となることから、中間報告を求め、幸手市の戦略的市政運営についていくつか質問し、確認をしたいと思っています。

2.今年度のデマンド交通の業務委託、運用の検証について
 幸手市の市内交通の利便性向上は、様々な市民アンケートでも指摘される行政課題です。幸手市で昨年度後期から導入されたデマンド型バスの利便性を高め、市民の足として定着するにはどのような課題があるのか。その改善策等について確認をする予定です。

3.内水改善対策の推進について
 治水対策は幸手市の施策の安心安全分野で最大の政策課題であり、効果的な施策を計画的に積みかさねて、市民の皆さまにより早く改善を実感していただけることが重要です。あらためて、治水対策の計画的推進について質問したいと思っています。

4.変化する農業政策への対応について
 農地や農村部は、幸手市の原風景として牧歌的意味で保善が求められる一面と、一方で、基幹産業であり、経済活動、生業としての農業の活性化が同時並行して達成できることが政策課題と言えます。昨今の農業改革の大波をいかに乗り越えるか。果樹や野菜などの産地化や観光農園などのチャレンジに意欲を持つ生産者の発掘、育成、支援にどう取り組むのか。地域の大部分を農地とする幸手市の変化する農政策への対応などについて質問いたします。

5.志手橋の歴史的意義づけについて
 「志手橋」は幸手市のランドマークとして、また、街歩き愛好家からも日光街道幸手宿の入り口として認識される歴史的背景を持つ橋で、これまでも欄干等の意匠復元の可能性が模索されてきた経緯があります。幸手市として早急に歴史的意義づけを行うことが必要ではないかと考え、市の考えを確認したいと思っています。

 以上です。なぜ、人は質問するのか。質問とは、その物事を理解したいが故に行うものであると考えています。今、市政について理解しなければならないことが山積しており、思考の窓口を広げ、社会情勢の変化についていくために、つい、質問の分量が多くなってしまいます。時間配分に気を付けて頑張りたいと思います。
 
 

一年度の計は予算にあり

2017.02.06

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いよいよ3月議会が始まります

 来る9日は一般質問通告、13日に議員全員協議会にて議案をもらい、20日から3月議会が始まります。

 一年の計は元旦にあり。自治体では一年度の計は予算にあり。さらに、市民との約束である各種事業計画や地方創生などの進捗を含め、3月議会で質す事案は目白押しです。

 ちなみに、幸手市産業団地への進出に向け工場建設が進められている「日本トランスシティ」という会社は140億円の投資をしてこの地に物流センターを建設されています。企業の場合、投資とは戦略そのものです。140億円の投資が無駄なく効率的に、効果的に成果を上げることは鉄則でしょう。
 一企業の140億円の投資というのは、幸手市一般会計(180億円)の3/2以上という事になります。幸手市においても、180億円すべてが「戦略」といえる予算を組んでいかなければなりませんね。

 幸手市は駅舎事業や庁舎立替もしくは耐震化、小中学校へのエアコン設置など大型の資金需要が目白押しです。市民の皆さまの生活を守り、さらに将来の発展のタネを蒔く。このような視点をもって予算審議できるよう準備をして臨みたいと思っています。皆さまには日常お感じになっていることなどございましたら、ぜひ、「メールはこちらへ」に。よろしくお願いいたします。

思い付き&浅知恵ですがカジノよりいい?

2017.01.30

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今を好機と捉えれば

 先ほどのブログ、AI時代の到来に暗い気持ちになった方、明るい気持ちになった方、様々いらっしゃると思いますが、今日の同じく日経新聞にトランプ大統領の科学認識への疑問が広がっているとの記事が載っていたので、2連発で取り上げてみたいと思います。

 現実味薄く、証拠を無視。研究公表も政治的レビューなく発表はできないなどなど。これまで米国が最大の武器としてきた「自由」や「多様性」を放棄するが如きことが進んでいる。新聞からはそのような状況が読み取れます。

 これって、日本にとって「好機」到来…?
 この記事を読んで浅知恵ながら考えました。米国の今後に窮屈さを感じる科学者や研究者を日本に招へいして、シリコンバレー並みの新しい「知の一大基地」を作る。今、海外の日本ファンが増えている状況もあり。これまでの東京・京都観光だけではなく、地方にも観光客が押し寄せ、民泊や体験型スティ、食文化など日本を楽しむ方が増えているのです。日本ブランドが急速に理解されつつある中、観光からもう一歩進めて、世界の知を集積するまちづくりで移住を促進。日本の中小都市でゆったりと研究に没頭し、日本の食や温泉、自然や伝統的価値を堪能してもらう。今はインターネット環境も整い、ビジネスでも研究でも地方の中小都市にいながらできることも増えています。「狭い日本、そんなに急いてどこへ行く」とのチャッチがあったころよりさらに交通網も充実し、国内の移動は超便利になっています。工夫次第で地方にも勝機があるのでは。
 東京の独り勝ち阻止にもなるでしょう。東京の財政力に頼ったり、政府の行政機関を東京から引っぺがす発想より、”知の一大基地づくり”の方がはるかに面白いのではと思いますが。さらに、職人技が支える日本のモノづくりや地方都市の産業などとの親和性も高いのではと思いますがいかがでしょう。もちろん、それに耐えうる仕組みの構築は必要です。それこそ「コミュニケーション力」が今まで以上に必要になってくるかもしれません。大変だが挑戦したり考える価値はあるのでは。カジノよりいいでしょう。
 国際的な研究機関があって企業があって、その方たちに地元で楽しい日本ライフを提供できるとしたらどうでしょう。日本人の「おもてなし気質」との相性も抜群。しかし集積するのはあくまで最先端の”知”です。大量生産ではなく、小さな先端技術の開発を進める。知の質の確保は命題。ただし、日本の国民や地元の人材育成もそれを睨んで進めていかなければなりません。ここはちゃんとやらないと。でも、目標ができれば人は動けるものです。 
 では、翻って。今の幸手市で何ができると言われれば、今はまだ???ですが、これにはある程度の広域的視点が必要です。幸手市の財政規模で単独は無理です。群雄割拠の地方自治体を誰が束ねるか。規模は県以下、市以上。幾つかの市町村が関わることで多様性を確保。合併はしない。先見性を持ち合わせたリーダーたちのいる地域が有利。日本全体で幾つもチャンスがあるわけではない。私利私欲だけではできない大仕事です。日本のこれからの国づくりの1つの方向性として思いつきました。ご意見やご感想がありましたら是非、お聞かせください。

荒唐無稽とおっしゃるなかれ。夢は夢として、荒唐無稽な発想も楽しみましょう!見える風景も違ってくると思いませんか(笑)
 
 

AIと共存

2017.01.30

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生活防衛、未来の社会に何を遺すのか

 戦後72年となり、単一の社会の在り方やモデルの崩壊、東西イデオロギー的対立に代わる新たな対立軸などが鮮明になってきました。グローバルとローカルのバランスを取りながら、いかに国民や住民の生活防衛をし、社会の未来図を描いて行けるか。対応力が問われていますね。

 そんな中で、今日の日経新聞「AIと世界」として1面と7面に特集が組まれていますので取り上げてみたいと思います。 
 「第1次産業革命では一般の労働者が機械の登場による失業を恐れた。飛躍的な進化を遂げつつある人工知能(AI)は、法律や医療など高度な専門性を伴う分野でも雇用を奪うリスクをはらむ。反面、AIは人類の能力を広げ、生活水準や生産効率を向上させる可能性も秘める。AI時代到来で不用になる能力が選別されていく脅威を乗り越え、どんな能力を磨くべきかが問われ始めている」と。
 さて、皆さまはこれからの社会でどんな能力が必要でどんな能力が不要となるとお考えでしょうか。私はどちらかというと”アナログ”タイプですが、これからデジタル世代が社会の中枢を担う時代は必ず来ます。ロボットや人工知能と戯れたり、勉強をしたり、さらには様々な苦境をサポートされたり、癒しやホスピスまで人工知能の恩恵を受けるような幼少期を過ごす世代が表れるようになると世の中の価値観が大きく変化することが考えられます。

 日経は、浸食される仕事として、司法・医療など頭脳の領域でエリートも競合、国際化の波で訪日客が増加する温泉旅館の深刻化する従業員不足を解消するのは自動翻訳機。言語の異なる客も従業員も自動翻訳機(AI)がつなぐとしています。
 では、AIが普及する時代の到来に向け人は何を磨くべきかという点については、「AIが普及した社会で一番希薄になるのは、他者に共感する力を持つ人間だ」と、米マイクロソフトのCEO。「医師の仕事は自動化できたとしても、看護師や介護福祉士などは人が足りない」と指摘。この分野はAIでは補えないと。

 AI時代を生きるうえで、カギとなるのが「創造性」「経営・管理」「おもてなし」の3つとの学者説も。AI時代に重要になる能力を総務省が有識者に聞いたところ、主体性、行動力などの「人間的資質」「企画発想力や創造性」が最も高く、コミュニケーション能力などの「対人関係能力」が続き、語学力などの「基礎的素養」との答えは少なく、人ならではの強みを身に着ける必要性が浮かび上がったというのですが。

 では、共存するにはどうしたらいいのか。日本はこれから労働人口が減る。働き方改革も含め、AIにできることはAIに任せてしまえば「業務の総量を減らし、生産性を上げられる」とコンサルタントは指摘。AIとの共存は人にしかない能力にさらに磨きをかけることが求められる、と結んでいます。

 何となく今の思考の延長線上の「当たり前な考察結果」に落ち着いている感ありですが、改めて私たちの身近な環境を考えてみるとどうなるか。様々な窓口業務や事務作業は現在でもどんどん機械化、情報化されています。マイナンバーカードもこのような社会を見越しての導入でしょうから、今後普及が進めば効率化だけではない影響を社会に与えることは間違いありませんよね。さらに自動運転の自動車、癒し系アンドロイド人形などの普及で資格が必要な職業やホスピスの分野まで置き換え可能なモノ・コトが増えていく可能性あり。「鉄腕アトム」がそうですよね。裁判などですら、日本のように判例主義なら裁判官はAIでもOKか。情状酌量もAIの方が公平感があるかも知れないくらいですよね。また、今はスポーツの世界でも「ビデオ判定」花盛りです。蓄積情報量や検索能力、瞬間認知でAIに分がある分野では人間は勝てない。

 これから50年後には現在の多くの仕事がなくなるとも言われています。このような時代が来ていることを、私たちは強く認識すべきではないでしょうか。これからの数年を無為に過ごしてはいけない。個人の生活防衛も然り、自治体の財政運営然りです。今、一体何に投資すべきなのか。未来に何を遺して行くのか。本気で考えていくべき時が来ていますね。

チャップリンの「モダン・タイムス」でしたっけ。マシーンに食事を食べさせてもらうシーンを思い出しますね。あのころのマシーンが人の食事リズムを考慮できないベルトコンベアーでしかなかったところに風刺があったのでしょうが、これから先、人の気配や機微、その人ならではのクセや特性などもすべて推し測って情報に置き換えられる能力を持ったAIが出てきたら、風刺にもならない。返って人間同士よりストレスのない関係性が構築される可能性も。そんな世の中が生まれるのでしょうか…。
 

 

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